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「面倒くさいことを積み重ねないと変わらない日本」辛坊治郎が指摘する、駅自販機での医薬品販売の実証実験開始の裏事情

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年5月31日 22時0分

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辛坊治郎が5月31日(火)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。実証実験が始まった駅自動販売機での医薬品販売について、「日本って面倒くさい」と規制緩和の難しさを指摘した。

「駅改札内におけるOTC販売機を用いた一般用医薬品販売の実証」 ~大正製薬3月29日プレスリリースより

大正製薬がJR新宿駅構内に設置した自動販売機で医薬品販売の実証実験を開始。風邪薬や解熱鎮痛薬、鼻炎治療薬など第2類医薬品、第3類医薬品、医薬部外品の約30品目の中から症状に応じた一般用医薬品を購入可能となった。タッチパネルで実証実験への参加に同意し、一部商品については顔認証が必要で、現行法上必要とされる薬剤師や登録販売者の確認は、すぐ近くにある実店舗の担当者が専用端末を通じて行うという。

このニュースについて辛坊は「あくまでも実証実験」であることを強調。「法律上、薬を売るのはものすごくハードルが高くて、日本の規制社会の典型」、「色んな人の利権みたいなものが複合的に業界全体を支配している」と話し、現在は一部のコンビニエンスストアでも購入できる医薬品も、長い間薬局でしか購入できなかった過去を振り返った。

そのうえで、「いきなり緩和すると、今までの政策が間違っていたんじゃないか?と役人は言われたくないわけですよ。 実証実験をやりました、特に問題がないということなので、実証実験の結果を踏まえて制限を緩和します…日本ってそういう面倒くさいことをたくさん積み重ねていかないと変わらないっていう社会だなというのが、この薬ひとつでもよくわかる」と語り、今回、あくまで“実証実験“の形式をとった裏事情を推察した。

ちなみに、辛坊が販売を望むのは「下痢止め」だった。

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