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『ウラ技』を使えば住民税がタダに!? 対象年齢拡大検討「iDeCo」のメリットを森永卓郎が伝授

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年6月2日 13時40分

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経済アナリストの森永卓郎が6月1日(水)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。加入年齢引き上げ検討のiDeCoについてコメントした。

個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」の広報イメージキャラクターを務めるフリーアナウンサーの加藤綾子。東京都内で行われた「基礎から学ぶ! iDeCo体験シンポジウム」に橋本岳厚労副大臣と出席した 撮影日:2017年03月15日 写真提供:産経新聞社

『垣花正 あなたとハッピー!』月曜日~木曜日 8時~11時30分生放送

番組では「iDeCoの加入が65才以上もOKに? 政府が引き上げを検討へ」という話題を取り上げた。政府が、個人型確定拠出年金、iDeCoについて、65歳未満となっている加入対象年齢の引き上げを検討していることが分かった。預貯金を多く持つ高齢者に投資を促し、「貯蓄から投資へ」の流れをつくる狙いがあるという。iDeCoの加入年齢引き上げについては、今年5月にも行われていて、60歳未満から65歳未満に改正されたばかりだった。これについて森永は、「びっくりした」と驚きつつ、今回の引き上げは「65歳未満から、70歳未満になるのではないか」と予測した。

iDeCoの加入対象年齢が70歳未満に引き上げられると、どうなるのか。森永は、「一部の人が、ある“裏ワザ”を使えるようになり、その結果、かなり手厚い税制優遇が受けられるようになる」と話した。そもそも、iDeCoとはどういうものか。公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金制度の一つで、拠出した掛金は全額所得控除となる。月々の掛け金に上限はあるものの、掛け金が大きければその分、節税できる。森永は、「働いていて住民税を払っている65歳以上の方は、iDeCoに加入する。掛け金を増やせば、所得を圧縮できるので、住民税非課税世帯になれる可能性がある」と解説。こうすることで、住民税を支払わなくてもいいことに加え、介護サービスの利用料や入院費用が抑えられるなど、「やらない理由がない、メリットだらけ」と説明した。

ただ、これには条件があり、iDeCoに加入するためには、現在、国民年金保険料を払っている事が条件となる。森永は、「国民年金を払い終えた60歳以上の人はこの裏技が使えない」と話した。そのうえで、この裏技を利用できる人は「過去に、国民年金の未納がある人は、条件次第で65歳までであれば任意加入して納付することができるので、その人たちはこの技を使える」と解説した。

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