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「中・露に対して今が自分たちの『売り時』と考えている」北朝鮮の短距離弾道ミサイル8発発射の狙いを分析

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年6月6日 12時10分

「中・露に対して今が自分たちの『売り時』と考えている」北朝鮮の短距離弾道ミサイル8発発射の狙いを分析

ジャーナリストの須田慎一郎が6月6日(月)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。6月5日朝に北朝鮮が8発の短距離弾道ミサイルを発射したことについて、その狙いを分析した。

北朝鮮による短距離弾道ミサイル発射を報道するソウル駅のモニター (Photo by Anthony WALLACE / AFP) 撮影日:2022年06月05日 AFP=時事 写真提供:時事通信社

『飯田浩司のOK! Cozy up!』月曜日~金曜日 6時~8時生放送

須田は、北朝鮮がミサイルを相次いで発射している狙いについて、「かつて金正日政権の時にはアメリカに体制保障を求める狙いがあり、アメリカに揺さぶりをかけるためにミサイル発射や核開発を行ってきたが、ここへきて局面が変わった」と指摘。その局面については、「一つはロシアによるウクライナ侵略。もう一つはIPEF(インド太平洋経済枠組み)も含め、一段とあらわになってきた米中対立」を挙げた。

須田は、「北朝鮮としては、ミサイル発射はアメリカへのけん制にもなり、ロシアに対する側面援助にもなる。今や体制保障をアメリカに求めずとも、ロシアや中国に体制保障をしてもらって守ってもらえる、場合によっては、中国からの経済支援やロシアからのエネルギー支援を期待できる局面になってきた、自分たちが高く売れる局面になってきたと判断しているのではないか」と分析した。

須田慎一郎

北朝鮮では新型コロナウイルスの感染拡大が伝えられるが、須田は「過去に国民の飢餓や厳しい経済状況があっても、北朝鮮はずっと軍備にお金をかけてきた。先軍主義を貫いてきた。そのことが中国やロシアからのバックアップを期待できる状態をつくったと考えていると思う。新型コロナの感染拡大に関係なく、売り時としては今がベストタイミングだと考えているのではないか」と話した。

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