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「ゲームをより良くしたい」 サッカー元国際審判員が語る、レフェリーとしてのやりがい

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年6月13日 11時0分

「ゲームをより良くしたい」 サッカー元国際審判員が語る、レフェリーとしてのやりがい

6月12日(日)、スポーツライター金子達仁がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「The Deep」(ニッポン放送・毎週日曜20時~20時20分)が放送され、サッカー元国際審判員・プロフェッショナルレフェリーの家本政明が出演、レフェリーのやりがいや充実感を語った。

一流アスリートたちをゲストに迎え、スポーツの面白さや、アスリートの心の奥底にある想いを届けていく番組、「The Deep」。家本はレフェリーのやりがいは1つではないと語り、試合へ臨む時の心境を明かした。

家本政明

金子:家本さんは、 審判の何にやりがいを見つけられたんですか?

家本:1つだけじゃないですけどね。僕もサッカーやってましたけど、目の前で、スーパープレイヤーがいるような、そういう高いレベルにはいなかったんで……。

金子:同志社大学サッカー部、レベル高いですよ!

家本:(笑)。それよりももっと高い、レベルのすごい選手とかチームがあるじゃないですか。で、自分の目の前で、試合をしたりプレーしたりするわけで。プレーが見れたり、話もできるわけじゃないですか。そういう喜びが、正直、いちサッカーファンとしてありました。

で、ゲームって生もので、少し先はどうなるか分からない。分からないんですけど、より良くしたいって思いで試合をなんとか整えようとするんです。その中で、反則があるんだけど、それをうまく選手が理解してくれて、試合がより良い方向に行って、試合が終わった時のあの充実感っていうのは、別に誰に褒めてもらえなくても、自分自身の充実感がすごくあるので。

金子:家本さんにとっての理想像の審判はいらっしゃったんですか?

家本:特にこの人、っていうのはなかったですかね。

金子:スキンヘッドにしようとか、そういうことは考えて…(笑)

家本:全然。その人たちのその価値観やスタイルだと思っているので。参考になることもあったんですけど、誰か特定の人とは思わなかったですかね。

金子:うまいなと思って見ていたのは?

家本:高田さん(元サッカー国際審判員・高田静夫)は、やっぱり最初の印象がすごく強かったので。マラドーナがすごく活躍したメキシコのときに、「日本人がいるんだ」って。その次のイタリアで、「また行っているんだ」って。それが1つのきっかけでもあったので。高田さんの、現役最後の頃を見ていましたけど、日本を代表する方だっていう印象は持っています。特定の名前は挙げませんけれど、ヨーロッパのレフェリーたちは、「面白いなぁ」「すごいなぁ」と、参考になる人はいました。でも、シーンごとですけどね。

金子達仁

さらに家本は、国内試合と国際試合では緊張感が全く違うと語り、弱さや甘さが出ないよう、特に国際試合では気をつけていたという。金子は、「いやいや、まだサッカーって奥深いぞと改めて教えられたような気がします」と、対談を楽しんだ様子だった。

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