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「電力不足の原因は、無計画で無軌道な再生可能エネルギーの推進だ」須田慎一郎、政府の節電要請を受けて疑義

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年6月13日 15時0分

「電力不足の原因は、無計画で無軌道な再生可能エネルギーの推進だ」須田慎一郎、政府の節電要請を受けて疑義

ジャーナリストの須田慎一郎が6月13日(月)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。政府が今夏、7年ぶりとなる全国規模の節電要請を決めたニュースについて「電力不足の原因は、無計画で無軌道な再生可能エネルギーの推進だ」とコメントした。

※イメージ


須田は今回の節電要請の決定と日本が電力不足となっている原因について、「あまりにも無計画で無軌道な再生可能エネルギーを推進してしまった」と、政府の電力政策の問題点を指摘した。日本では東日本大震災のあと、再生可能エネルギーの推進策がとられた背景がある。須田は、再生可能エネルギーの中心となっている太陽光発電を例に挙げ、「日中以外は発電できない、天気の悪い時は発電量が落ちるなど、そうなった場合のバックアップ体制も不十分で、少なくとも太陽光発電は(低コストで昼夜を問わず安定的に電力を供給できる)ベースロード電源に成り得ない。そういうことを経済産業省などはしっかりと考えておくべきだった」と、再生可能エネルギーに大きく依存する電力政策が推進されたことに疑問を投げかけた。

そして、「この状況でツケが回ってきたのは大手電力会社の火力発電。しかし火力発電は地球気候変動への対応もあり、将来的には役割を終える流れにある。新設することも望めない。そうなると、老朽化している発電所や休止している発電所を再稼働せざるを得ない。これでは長くはもたず、抜本的な解決にならない」と指摘した。

須田は最後に、「今後は、ロシアのウクライナ侵略の影響もあり、火力発電の燃料価格の高騰も進む。結果的に電気料金の値上げにつながって、すべてのツケが消費者に回ってくることになる。政府はこの現状についてしっかりと原因究明し、電力政策を考えるべき。ツケを消費者に回すなと言いたい」と、語気を強めた。

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