『クールシェア』ってご存知ですか？ 今夏の節電に必要な考え方を節約アドバイザーが解説

節約アドバイザーの丸山晴美が6月21日（火）、ニッポン放送『垣花正　あなたとハッピー！』にリモート出演。家庭でできる節電方法について語った。

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この日の放送は、節約アドバイザーの丸山晴美がリモート出演。家庭でできる節電方法について解説した。今夏の電力需給が逼迫する中で、政府は7年ぶりに7月1日から全国の電力管内すべてに対して「節電要請」を行う。そんな中、家庭での節電について、どのような方法があるのだろうか。

丸山は、冷蔵庫の開閉回数を減らすことが大切だと語り、「これからの時期、 家にいると冷たい飲み物が取りたくなる。冷蔵庫の開閉回数を減らすために、家の中でも水筒を持つといい」と提言。また、缶やペットボトルなどは結露するが 、水筒であれば、その心配もないと力説した。

丸山晴美

続いて、丸山はエアコンの適切な使い方について「温度も大事なんですが、実は湿度が大事」 と指摘。続けて、「湿度が 20%下がると体感温度は4度下がると言われています。 温度だけではなく湿度にも注目してください」と、暑さ対策に冷房だけではなく 、除湿機能を使うことも検討すべきだと解説した。

また、暑さをしのぐために部屋に設置されたエアコンをフル稼働させがちになることも指摘。そこで丸山が提案するのが「クールシェア」だという。「“涼しさを共有する”という考え方で 、それぞれの部屋で過ごすのではなく、例えばリビングに集まって家族で過ごすことで、 使用する電力を減らす」と、エアコンを使用する台数を減らす工夫を紹介した。

最後に丸山は「クールシェア」の考え方について、「今、限られた電気を日本国民でシェアする」という感覚で節電をすると、計画停電も避けられるのではないか 」と考えを示した。