頭痛に悩む人は5000万人 ……“頭痛列国ニッポン” 痛みを和らげるには“ハグ”!?
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年6月22日 16時35分
日本初の頭痛専門クリニックを開設した丹羽潔が6月22日(水)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。多くの人が悩む頭痛のメカニズムとその和らげ方などを解説した。
この日の放送では、これまで1万人以上の患者を診た頭痛治療の第一人者、日本初の頭痛専門クリニックを開設した丹羽潔が登場。多くの人が悩む頭痛のメカニズム、和らげ方などを解説した。丹羽によると、日本は頭痛に悩む人がおよそ5000 万人、まさに“頭痛列国”と話し、頭痛による経済損失もかなり大きいのだという。そもそも、頭痛とは自律神経や三叉神経から、アミノ酸の塊のペプチド(CGRP)が出ることにより、血管が拡張して、痛みが出る症状だという。
これらの働きを抑えるのが「セロトニン」や「オキシトシン」という物質だ。「セロトニン」が分泌されることで、自律神経や三叉神経を制御して頭の痛みを抑えることができる。では、頭痛の症状が出た際、「セロトニン」を体内に入れればいいのではないか。丹羽によると、「セロトニンは体内でしか作ることができない」のだという。ただ、現在アメリカでは、セロトニンと同じく、頭痛の痛みを和らげるとされている「オキシトシン」という物質を投与して頭痛の症状を和らげる治療をしているベンチャー企業もあるのだと語った。
では、薬以外で「セロトニン」や「オキシトシン」を分泌させるにはどうすればいいのか。丹羽は、「オキシトシンは愛情ホルモンと言われている。そのため、抱きしめてあげるなどの愛情表現をすることで、愛情ホルモンであるオキシトシンが分泌されて、頭痛の症状を和らげることになる」と、“ハグ”の重要性について語った。他にも、仕事終わりに赤提灯で一杯や、気心知れた仲間とお茶を飲みながら語り合うことも、セロトニンの分泌につながると解説した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
なぜ「肌の接触」が必要なのか? ハグやマッサージが幸福感をもたらす理由
ニューズウィーク日本版 / 2024年9月19日 17時50分
-
慢性頭痛はどうしたらいいの?「緊張型頭痛」「片頭痛」の原因と予防法【脳神経外科医監修】
ハルメク365 / 2024年9月19日 11時50分
-
「腸活」「温活」で、簡単に「幸せホルモン」を出す方法【働く女子のための睡眠革命】#4
OTONA SALONE / 2024年9月9日 21時30分
-
幸せを手に入れる。合言葉は「セロトニンを出す!」、悩みもすべて解決!【働く女子のための睡眠革命】#2
OTONA SALONE / 2024年9月7日 21時30分
-
更年期障害のホルモン補充療法のメリットは?気になる副作用についても医師が解説
ハルメク365 / 2024年8月27日 18時50分
ランキング
-
1健康診断の数値が改善する7つの習慣とは…いわき市で糖尿病の専門医師が解説・福島県
福島中央テレビニュース / 2024年9月23日 14時31分
-
2「高くても低くてもダメ」血糖値の正しい整え方 人格破綻まで招きかねない「低血糖」の恐怖
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 17時0分
-
3どんな時にスマホを買い替える? 3位スペック不足を感じた時、2位故障した時…1位は?
まいどなニュース / 2024年9月23日 16時0分
-
4「そうだったのか!」料理長が教える玉ねぎの剥き方が参考になる
おたくま経済新聞 / 2024年9月23日 18時0分
-
5注意! 最新統計で見る「女性に多いがん」【医師が解説】
オールアバウト / 2024年9月23日 20時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください