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辛坊治郎「灼熱の中東で全競技、屋内実施も?」 冬季五輪・パラの将来像

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年6月22日 19時40分

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キャスターの辛坊治郎が6月22日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。冬季五輪・パラリンピックの将来像について、持論を展開した。

大倉山ジャンプ競技場、五輪マークがおかれている=2022年1月16日、札幌市中央区 写真提供:産経新聞社

スペイン・オリンピック委員会は2030年冬季五輪・パラリンピックの招致を見送ると発表した。共催を検討していたカタルーニャ州とアラゴン州の政府間で合意が得られなかった。2030年大会は札幌市が招致を目指しているほか、アメリカのソルトレークシティーやカナダのバンクーバーも関心を示している。

辛坊)昔のように国威発揚のため、五輪・パラリンピックの開催に皆がこぞって手を上げて奪い合うという状況ではなくなりつつありますね。やはり、費用負担が非常に大きいので財政力がかなり豊かでないとできないうえに、競技会場などを新しく造ったり開発したりするということになると環境問題がどの国でも浮上するようになっているので、今後は開催地選びがなかなか難しくなると思いますよ。

2030年大会をめぐっては、札幌市が招致を目指しています。ただ、世論調査の結果を見ると、少なくとも私の印象では、招致に一枚岩であるという感じはないですね。前回の札幌五輪(1972年)が開かれた頃の雰囲気とは、だいぶ変わってきているような感じがします。

2030年大会の開催地は、来年5~6月にインドのムンバイで開かれる国際オリンピック委員会(IOC)総会で決まる見通しです。札幌市の招致が実現するかどうかは、そのときまでに地元がどのくらい一枚岩になっているかにかかってくるでしょうね。IOCは今、地元の世論をすごく気にしていますから。世論調査で、大多数が札幌市で開催してほしいという結果が出れば、相当有力な候補になるだろうと思います。

冬季大会は夏季大会よりも開催条件が厳しいですから、どこでも開けるわけではありません。もしかすると、灼熱の中東にあるお金持ちの国が、全ての競技会場をドーム型にして全競技を屋内で行う冬季五輪が、そんなに先の未来ではなく実現し得るかもしれませんね。

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