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辛坊治郎が憤慨 尼崎市全市民の個人情報紛失は「1人の民間人がUSBで持ち運びできるシステム自体がおかしい」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年6月23日 22時0分

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辛坊治郎が6月23日(木)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。兵庫県尼崎市の全市民の個人情報紛失問題について触れ、「簡単にUSBに入れて持ち出せる」管理システムに疑問を呈した。

記者会見する兵庫県尼崎市の稲村和美市長=2022年6月23日午後、同市役所 写真提供:産経新聞社

尼崎市は23日、全市民約46万人分の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したと発表。データには全市民の住民基本台帳情報のほか、住民税に関する情報、生活保護や児童手当受給世帯の銀行口座情報、臨時特別給付金の対象世帯情報が含まれていた。

このニュースについて、辛坊はまず「ありえねぇーどんな管理なんだよ、これ」と憤慨。ただ、紛失した情報のうち氏名、住所、生年月日、性別などの住民基本台帳の情報については「15年ほど前まで(2006年10月まで)役所にいくと自由に誰でも見られた」と、もともと“公開情報”だったと解説。当時、子どもが小学校へ入学するタイミングでランドセルの販売店などからダイレクトメールが届くなど、節目節目に様々なダイレクトメールが届いていたのは、住民基本台帳が誰でも閲覧可能だったからだと指摘した。

ただ、今回紛失したUSBメモリーには住民基本台帳のデータ以外に、住民税に関する情報や、生活保護・児童手当受給世帯の銀行口座情報、臨時特別給付金の対象世帯情報が含まれていたことに、辛坊は「これらのデータはあまりに機微すぎる」と述べた。続けて、このような重要な個人情報をUSBメモリーに入れて簡単に持ち出せることについて「尼崎市に限ったことなのか、どこの自治体にもあることなのか」と、自治体における個人情報管理のあり方やシステム、管理体制について疑問を呈した。

さらに、今回、市役所の職員ではなく委託先の民間企業のいち従業員が、これだけの機微な情報を大量に「ひとりで」扱えたシステム自体がおかしいとも指摘。「むっちゃ恐ろしいことになっているな、この国は」と締めくくった。

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