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『僕はラジオに育てられた』吉田拓郎が語った“ラジオへの感謝”と“独りぼっちの哲学

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年6月29日 20時0分

『僕はラジオに育てられた』吉田拓郎が語った“ラジオへの感謝”と“独りぼっちの哲学

吉田拓郎が6月29日(水)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。“ラジオへの感謝”と“独りぼっちの哲学”について語った。

吉田拓郎


吉田拓郎は、ニッポン放送にて月1回のレギュラー番組『吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD』を担当中。番組がスタートした2020年4月はコロナ禍ということもあり、自宅からリモートでの収録で番組を放送してきた。実に2年4か月ぶりにこの日のゲスト出演のためにニッポン放送に来た拓郎は「やっぱりラジオ局の空間はいいね」と話しながら、親交のある垣花正アナウンサーとの再会を喜んだ。

この日、自身がラストアルバムと位置付ける最新アルバム『ah-面白かった』をリリースした吉田拓郎。コロナ禍での制作、レコーディングとなったこともあり、その舞台裏、裏話などを語った。

また番組では、拓郎自身の人生観に踏み込んで話す部分もあった。拓郎は、30代の頃から“独り”であることについてよく考えると話し、ステージ上でもファンに向けて語り続けてきたという。拓郎は、「自分の人生の中で時々、自分はなぜ独りなのか、と考える。それは癖ではなく、実感として、人間はいつも徒党を組んで、肩を組みながら歩く生き物ではないと思う」と、“独りぼっち”への考えを述べた。

さらに拓郎は、「人間は独りで産まれてきて、独りで消えていく、そんな人生感がある。時々、親友ができたり、盟友ができたり、仲間ができたりして、ワイワイするんだけど、結局は独りで産まれてきて、独りで旅に出る。それが人間の一生なんだと思う」と語り、加えて「感覚として、自分は独りであることがわかれば、決して独りであることは寂しいものではない」と話した。

垣花正、吉田拓郎

また、「独りだから、何かに挑戦できる。独りだから、誰と仲良くなるかを自分で選べる。独りだから、恋人が欲しい。独りだから結婚したい、子供も欲しい。これらのことは、自分が独りであるということが根底にある。独りでいるという感覚がないと、人間は勘違いした道を歩き出してしまう気がする」と、“独り”という感覚は人生を送るうえでとても大切であることを語った。

最後に、番組パーソナリティの垣花正アナウンサーから、「吉田拓郎さんのかっこよさは持って生まれたもの?」と聞かれ、拓郎は「そういう部分はラジオが育ててくれた。僕はラジオに育てられたと思っている」と、ラジオへの想いを告げた。

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