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「七夕」ってどうして「たなばた」と読むの?

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年7月4日 11時25分

「七夕」ってどうして「たなばた」と読むの?

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月27日放送分のテーマは「七夕」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

七夕は、古くから行われている行事です。七夕の始まりについては諸説ありますが、日本の七夕は「古くから日本で行われていた神様の行事」と、「中国から伝わってきた行事」。そして「織姫と彦星の伝説」の3つが合わさったものと考えられています。

古くから日本で行われていた神様の行事とは、「棚機(たなばた)」と呼ばれるものです。

この行事は、選ばれた乙女が着物を織り、神棚にお供えして秋の豊作を祈ったり、人々の穢れを祓うというものです。選ばれた乙女を「棚機女(たなばたつめ)」、着物を織る機械(はた織り機)のことを「棚機(たなばた)」と呼んでいたそうです。

棚機の行事は毎年7月7日夕方に行われていたことから、「七夕(しちせき)」と呼ばれていました。やがて七夕(しちせき)の読み方が神様の行事の棚機と合わさったことから、「七夕(たなばた)」と呼ばれるようになったそうです。

ちなみに七夕(しちせき)は、1年に5つある節句「五節句」の1つに数えられています。

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