日本維新の会・馬場伸幸共同代表「節電より発電。安全基準を満たす原発の再稼働を」

日本維新の会の馬場伸幸共同代表が7月4日（月）、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。安全基準を満たした原発の再稼働について語った。

日本維新の会　馬場伸幸共同代表

日本維新の会の馬場伸幸共同代表は、電力が逼迫している現状について「政府は節電要請や、2000円分の節電ポイントを渡すと言っているが、ちょっとふざけているのではないかと思う。いま求められているのは、節電より発電。いかに発電をしていくかを最優先に考えるべきだ」と話した。

そのうえで馬場氏は、原発の再稼働に言及。「これは非常事態。17基ある、最新の安全基準を満たしている原発については、地元の同意が取れれば、再稼働に向けた決断をしていくべきだ」と訴えた。

また物価高対策については「ロシアがウクライナに侵攻した段階で、こうなることはわかっていたので、4月21日に物価高対策の法案を出している」とコメント。3つの柱として、「安全基準を満たしている原発を再稼働させていくこと」に加え、「消費税の軽減税率を弾力的に運用する」、「ガソリンの暫定税率（当分の間税率）を廃止する」という政策を訴えた。

安全保障については、「絶対に戦争を起こさない、戦争に巻き込まれない。そのためにはしっかりとした抑止力が必要。自分の国は自分で守るという体制が必要で、他国が守ってくれるという保証はない。現在の防衛費は年間約5兆円。7割の約3兆5000億円が必ずいる経費。防衛装備を整えていくためには防衛費の上積みをしていかなくてはならない」と語った。