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森永卓郎が予測 2022年下半期の日本経済は「結構厳しいかもしれない」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年7月5日 12時0分

森永卓郎が予測 2022年下半期の日本経済は「結構厳しいかもしれない」

経済アナリストの森永卓郎が7月4日(月)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。2022年下半期の日本経済を予測した。

※イメージ


今後、日本経済はどうなっていくのか。森永は2022年上半期を振り返り「1~3月期のGDPは年率換算で0.5%マイナス成長に陥った。2月上旬に1日あたり10万人を超える新規感染者数を記録するほど感染第6波が広がったことの影響が大きかった。ところが、4~6月はコロナの収束で観光需要が急回復するなど、経済は好調だった」と語り、ウィズコロナの中で、経済を回復させる動きが見られたと分析した。

では、下半期はどうなるのだろうか。森永は「結構厳しいかもしれない」と経済状況が悪化することを示唆。

その要因の1つに「物価上昇」を挙げ、「5月の消費者物価上昇率は、2.1%にとどまっているが、エネルギーと食料品が値上がりしている。エネルギーで言うと、ガソリン価格は、政府の元売りへの補助金が上限に達したため、6月27日現在の価格が175円と4週連続の高値更新となっている」と明かし、今後も生活必需品が軒並み値上がりしていくと分析した。

さらに、「新型コロナ感染症の拡大」が苦しい経済状況を招く要因になると明かし、「国内の新規感染者数の週間平均は、6月20日の1万3989人がボトムで、7月2日には、2万4903人と、すでに78%も増えている。これから感染力が高く、ワクチンが効きにくいBA.5系統のウイルスが主流になった場合、3回目のワクチンの接種率も6割にとどまり、3回目接種の効果が減衰し始めていることを踏まえ、今後の爆発的感染拡大は避けられないとみられる」と分析。ちょうどお盆の時期に感染拡大のピークがやってくるのではないか、と予測した。

森永は「政府の決断次第だが」と前置きしたうえで「コロナはほっといて規制緩和するのか、それとも抑えにいくのか。抑えにいくとせっかく戻った観光事業が再び落ち込んでしまう」と経済への影響を指摘した。

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