1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

「安倍元総理の覚悟は、抜き身の刀が官邸内を歩いているようだった」第2次安倍政権の外交安全保障を支えたキーマンが語る

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年7月11日 21時45分

「安倍元総理の覚悟は、抜き身の刀が官邸内を歩いているようだった」第2次安倍政権の外交安全保障を支えたキーマンが語る

第2次安倍政権で、内閣官房副長官補、国家安全保障局次長を務めた、同志社大学特別客員教授の兼原信克が7月11日(月)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。第2次安倍政権での安倍晋三元総理大臣について語った。

新型コロナウイルス感染拡大 改正新型インフルエンザ等対策特別措置法施行を受けた記者会見で、質問する記者を指名する安倍晋三首相 =2020年3月14日午後、首相官邸 写真提供:産経新聞社

兼原氏は、安部元総理を「暗夜をたいまつ1本で突っ込んでいくような人だった」と表現。さまざまな成果をあげた安倍外交について「安倍元総理は外国の元首とは無理をしてでも会いに行った。外交の決め手が首脳外交であることを充分に理解されていた。FOIP(自由で開かれたインド太平洋)やTPP(環太平洋パートナーシップ)など、世界的な大きな枠組みを作った日本の指導者は明治以降初めて。世界史を作ってやるという気持ちがあったと思う」と、安倍元総理の並々ならぬ行動力を語った。

そして、安倍元総理は2013年2月、ワシントンで「日本は戻って来た(Japan is back)」と題した講演を行った。兼原氏は「あれが安倍元総理の思いそのもの。もう一度、日本は世界のひのき舞台に立つんだ、という気持ちは強かった」と語った。

兼原信克氏

また、第1次政権が志半ばで終わったこともあり「第2次政権では、最初から絶対に後悔しないという気持ちが強かった。抜き身の刀が官邸内を歩いている雰囲気で、その迫力はすごかった」と語り、「何を言われても戦うのが政治家だという覚悟があった。生きている間に一歩でも前に出るという姿勢だった」と、第2次政権にかける安倍元総理の思いを語った。最後は「まだ憲法改正や防衛費の増額など、岸田総理を支えようと思っていたはずで、本当に残念です」と故人を偲んだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください