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24年ぶりの円安水準 森永卓郎「ドル建て資産を持っている人はチャンス」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年7月12日 21時25分

24年ぶりの円安水準 森永卓郎「ドル建て資産を持っている人はチャンス」

経済アナリストの森永卓郎が7月12日(火)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。11日に約24年ぶりの円安ドル高水準を付けた話題について解説した。

1ドル=137円台前半に下落した円相場を示すモニター=2022年7月11日午前、東京都港区の外為どっとコム 写真提供:時事通信社

週明け11日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、円がドルに対して大幅下落して一時1ドル=137円75銭と、1998年9月以来、約24年ぶりの円安ドル高水準を付けた。

森永は、今回の現象について「物価上昇率は8%以上なんですけど、将来の物価上昇率を予想する『期待物価上昇率』は2%ぐらいなんです。つまり物価上昇率を2%まで下げるだろうと。そのためにはアメリカの中央銀行「FRB」がバンバン金利を上げて、経済を締めていく。今月入れて(利上げの機会が)あと4回あるんですが、0.75%ずつ金利を上げていくと予想されていて、そうすると年末には5%になる」

「日本はほぼ0%でアメリカは5%。これはドルを買った方がいいぞということで、今回の円安ドル高水準になった」と、約24年ぶりの円安ドル高水準を付けた理由を分析した。

今後の展開はどうなっていくのか。森永は「短期間に5%まで上がったら経済は失速してデフレになる。そうするとアメリカは金利を下げていくので、今度は円が高くなる」と指摘。さらに「私は一時的現象だと思っている」と明かしたうえで「ドル建ての資産を持っている人はチャンス。ついこの前まで100円だったのに4割ついているんですよ。4割取れたら大儲けですよ」と私見を述べた。

最後に森永は「私は円安が進む前に全部売ってしまったので、ちゃんとできてないんですけどね」と自虐的に語り、この話題を締めくくった。

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