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「本当に気さくで、金融政策についてよく勉強していた」安倍晋三元総理の素顔を数量政策学者・高橋洋一が語る

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年7月13日 20時50分

「本当に気さくで、金融政策についてよく勉強していた」安倍晋三元総理の素顔を数量政策学者・高橋洋一が語る

数量政策学者の高橋洋一が7月13日(水)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。小泉政権、そして第一次安倍政権からの20年に渡る元総理との付き合い、元総理の的を射た政策について語った。

安倍晋三官房長官(当時) 撮影日:2005年12月10日 写真提供:産経新聞社

番組コメンテーターの数量政策学者・高橋洋一は、小泉政権時に内閣官房長官の安倍氏と知り合った。当時から安倍氏は気さくで、小泉内閣のゼロ金利解除の際、高橋に「ああいうのはいいの?」と、ゼロ金利の是非について聞いてきたのが最初の関わりだったという。高橋はこのとき、大変驚いた。「金融政策について質問する政治家はいませんでしたから」。

そして第一次安倍政権発足時、安倍氏は高橋に手伝ってもらえないかと声をかけ、高橋は決まっていた仕事を断って官邸参事官の職に就いた。高橋いわく、安倍元総理は金融政策=雇用政策であることをしっかり理解し、実際多くの雇用を生み出した。また第2次安倍政権発足までの空白期、高橋いわく「安倍さんも暇だったから、アポなしでよく会っていた」。高橋はプリンストン大時代、経済学をバーナンキとクルーグマン(ノーベル経済学賞受賞)に学んだが、その教えを安倍氏に伝授。「安倍さんはよく勉強していて、経済政策・安全保障政策などいろんな構想が沢山あった」という。その後のアベノミクスはクルーグマンに大変評価されている。

また、戦争リスクの数値化なども専門とする高橋は「民主主義の国家でないと戦争確率が高くなる」計算法を安倍氏に伝えると、すぐに防衛省が動いたという秘話を披露した。

数量政策学者・高橋洋一

いつも安倍さんから電話がかかってきたという高橋は、いまも声が聞こえる気がするという。大和西大寺駅で献花し、通夜・葬儀が行われた増上寺には両日ともにかけつけたが、高橋は今も無念の思いでいる。

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