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東電旧経営陣13兆円賠償命令判決 辛坊治郎が見解「金額より判決内容とタイミングに意義あり」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年7月14日 12時10分

東電旧経営陣13兆円賠償命令判決 辛坊治郎が見解「金額より判決内容とタイミングに意義あり」

辛坊治郎が7月13日(水)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。原発事故に伴う東京電力旧経営陣への株主代表訴訟について独自の見方を展開した。

東京電力ホールディングス本社

13日、東京地方裁判所は福島第一原子力発電所事故による損害をめぐって、東京電力の株主が旧経営陣5人に対し、22兆円を会社に賠償するよう求めた裁判の判決を言い渡した。判決では、元会長ら4人に合計13兆円余りの賠償を命じた。

この判決について辛坊は、まず「株主代表訴訟」とはどのようなものかを解説。今回の訴えは、原発事故の被害者によるものではなく、東京電力の株主による旧経営陣への訴えであることを説明し、今後、最高裁で賠償が確定した場合に旧
経営陣は株主ではなく会社=東京電力に対して賠償額を支払うことになると言及した。

13兆円という国内の裁判で過去最高とみられる賠償額に対して、辛坊は「ま、払えませんわな。イーロン・マスクでも賠償できない」と指摘。「今回の判決に実効性はない」とする一方、当時の経営陣が津波や浸水の対策をしっかりとしていれば、事故は未然に防げたと責任を認めた点において「意味がある」と語った。

福島第一原発をめぐる裁判では、すでに一審の判決が出ている刑事裁判で、当時の経営陣の責任は問われず無罪となっている。今回、刑事裁判の二審判決が出る前に、旧経営陣の責任を認めた判決が出た意味は大きいとも指摘。13兆円という金額以上に、この判決が意味する本質を説いた。

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