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安倍元首相銃撃事件 世論誘導できる「捜査関係者によると」という情報元 辛坊治郎が疑問を呈す

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年7月15日 12時10分

安倍元首相銃撃事件 世論誘導できる「捜査関係者によると」という情報元 辛坊治郎が疑問を呈す

辛坊治郎が7月14日(木)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。安倍元首相銃撃事件の犯行動機や事件の背景に関する報道内容について疑問を呈した。

山上容疑者が事件前日に宗教団体関連施設が入る建物にめがけて放ったとみられる弾痕=2022年7月11日午後、奈良市 写真提供:産経新聞社

今月8日、安倍元首相が奈良市内で演説中に銃撃され死亡した事件で、逮捕された無職・山上徹也容疑者(41歳)は捜査機関の調べに対し、信者である母親が宗教団体「旧統一教会」にのめりこみ破産して家庭生活が崩壊した恨みから、教会と近しい関係にあったと思い込んで安倍元首相を狙ったと供述している。

これについて辛坊は「99.9%、動機や構図はそれで間違いないと思うが」と前置きしたうえで、捜査機関は残り0.1%以下のほかの動機や事件の構図があるという可能性も含めて、徹底的に解明を進めるべきだと指摘。いま述べられている山上容疑者の犯行動機もひょっとすると偽装で、本当の理由はほかにあるのではないかという疑いを心の中に持ちながら捜査に当たるべきだと主張した。

さらに辛坊は「ものすごく違和感を持っている」点として、安倍元首相を銃撃する前日に、奈良市内の同宗教団体関連施設に向けて手製銃の試し打ち撃ちをしていることを挙げた。山上容疑者の最終目的が安倍元首相の襲撃なら、それまで目立ったことをしたくないはずで、試し撃ちをするなら山中などを選ぶはずだと指摘。街中で防犯カメラに自身の車まで撮影されるような場所を選び、宗教関連施設へ試し撃ちしたことにマスコミは「それほど教団に恨みがあった」と報道するが、あまりに一方向に整合性が取れた捜査情報ばかりがリークされる現状に疑いを持つ重要性を語った。

警護体制に不備があった警察にとっても、「政治目的のテロ」ではなく「経済的問題を背景とする個人的な怨恨」による事件を防げなかったという方が、結果は同じだとしても非難のされ方が違うと指摘。マスコミを通じて報道される山上容疑者の動機や事件の背景は、「捜査関係者によると」という情報がほとんどで、捜査当局に批判の矛先が向かないよう情報操作することも可能であると言及した。

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