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米中の緊張状態は「新型冷戦」 米ソ冷戦より“深刻”であるその状態

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年8月19日 17時0分

米中の緊張状態は「新型冷戦」 米ソ冷戦より“深刻”であるその状態

日本経済新聞コメンテーター秋田浩之が8月19日(金)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。日本政府が中国との対話を継続する流れになっている背景や米中の「新型冷戦」について解説した。

バイデン米大統領、中国の習近平国家主席 写真提供:共同通信社


秋葉国家安全保障局長が中国を訪問して、 日中対話を継続するというような流れになっていることについて、「2つの理由がある。1つは9月下旬に50周年の日中国交正常化の記念があること。50周年は大きな節目なので、日中関係の緊張を緩和することができないかという希望はあると思う。ただ、もう一つ、 それ以上に中長期的な意味合いの方が大きい。日本はアメリカの同盟国なので、日米と中国の関係はおそらく話し合って改善するとか、緊張緩和するという ことは多分ない。これは中国もそれはもう期待してないし、アメリカと日本側も期待できないと見るべきだと思う。なぜならば、目指す方向が違うということがウクライナへのロシアの侵略ではっきりしたから。ロシアをかばうということは、中国はアメリカ主導の秩序を壊したいと思っているのかもしれない」と解説した。

また、米中の緊張状態については「経済の繋がりがあって、方向性が全く違ってきているという意味では、新しい冷戦は『新型冷戦』。経済が繋がってる分、代理戦争だった米ソ冷戦より深刻とも言える。離れたくても、お互い依存して、同じ土俵から逃げることが出来なくて、それで喧嘩しているという状態」と指摘した。

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