世界経済はバブル崩壊の瀬戸際?「日本も道連れに…」森永卓郎が警鐘
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年8月23日 16時55分
![世界経済はバブル崩壊の瀬戸際?「日本も道連れに…」森永卓郎が警鐘](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/nipponhoso/nipponhoso_381701_0-small.jpg)
経済アナリストの森永卓郎が8月23日(火)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。世界経済は「バブル崩壊の瀬戸際」と分析し「日本も道連れになる」と警鐘を鳴らした。
![](https://news.1242.com/wp-content/uploads/2022/08/5000037_680.jpg)
※イメージ
中国の中央銀行にあたる中国人民銀行は、事実上の政策金利となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート)の1年物の金利を0.05%引き下げ、3.65%に設定した。利下げは今年1月以来7ヶ月ぶり。停滞する国内経済の景気を下支えする狙いがあるとみられている。
森永はこの話題について「中国経済はこれまで不動産バブルでずっと来た。ところがそれがクラッシュするような状態に。それで中国政府は焦って金利を引き下げに入っているが、今年3度目の利下げで、どう考えても景気が悪くなっている。それだけではなくて、実はアメリカもヨーロッパも景気が悪くなっている」と言及。
22日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価の終値は前週末比643.13ドル安の3万3063.61ドル。値下がりは2営業日連続だった。森永は「アメリカは不動産もそうなんですけど、株、石油・天然ガス、とうもろこし、小麦など、ありとあらゆるものが値上がりして儲かっていた」と、これまでのアメリカ経済を解説。「ところがそれらも、物によって違うが今年前半がピークで、下がりはじめている。いま、世界中がバブル崩壊の瀬戸際に立たされている」と指摘した。
日本経済はどうなるのだろうか。森永は「日本は、最大の貿易相手の中国、アメリカがコケそうになっているので道連れになります」と指摘したうえで、日本政府へ提言した。「そういう時は、財政と金融を緩和しないといけない。ところが岸田政権になって、ものすごい財政を絞っている。さらに日銀が出したお金“マネタリーベース”も伸びが2%ぐらい。安倍政権の時は20%ぐらいだったんです。こういう状況で財政・金融同時引き締めは危ない」と、警鐘を鳴らした。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
中国人民銀、予想外に主要金利引き下げ 成長後押しへ
ロイター / 2024年7月22日 17時50分
-
中国、景気低迷に危機感=利下げ効果は不透明
時事通信 / 2024年7月22日 16時39分
-
相場が上がっても下がってもお金を儲けられる人ってどんな人?
オールアバウト / 2024年7月18日 12時20分
-
「利上げすると住宅ローン金利が~」と騒いではいけない…パックン&エミンが利上げは必須と口を揃える理由
プレジデントオンライン / 2024年7月4日 17時15分
-
日経平均「再度の4万1000円突破」は十分に可能だ 「米国利下げ後ずれ」「中国減速」のリスクは?
東洋経済オンライン / 2024年7月1日 9時30分
ランキング
-
1死亡は駐在所勤務26歳 山形県警「職場のリーダー」
共同通信 / 2024年7月27日 23時16分
-
2東京など33都府県に熱中症警戒アラート 今日28日(日)対象
ウェザーニュース / 2024年7月28日 6時45分
-
3雄のアフリカマナティー死ぬ 国内1頭に、三重・鳥羽水族館
共同通信 / 2024年7月27日 17時54分
-
4口論となった40代元妻宅に窓から侵入「元夫が自宅に入って来た」通報され逃走…駐車中の車内で発見 酒酔いの54歳の男「間違いない」
北海道放送 / 2024年7月28日 8時57分
-
5宿泊施設から予約情報盗みフィッシングメール 「見分け困難」
毎日新聞 / 2024年7月28日 8時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)