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江戸・吉原で大人気だったスイーツ「最中の月」とは?

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年8月30日 11時25分

江戸・吉原で大人気だったスイーツ「最中の月」とは?

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。8月23日放送分のテーマは「もなかの歴史」です。

※画像はイメージです

「もなか」の歴史は平安時代、丸くて白い餅菓子のことを、中秋の名月を意味する「最中の月」と名付けたことから始まったとされています。

時は流れて江戸時代中期、竹村伊勢が「最中の月」を商品化し、江戸・吉原で売り出します。竹村伊勢がつくった「最中の月」は、水で溶いた餅粉を丸い形に焼き上げ、砂糖をまぶしたものとされています。

当時、砂糖はたいへん貴重だったため、「最中の月」の値段もそれなりに高かったそうです。しかし、「吉原は竹のなかから月が出る」という川柳が詠まれるほどの人気商品になりました。

人気の理由として、「最中の月」が売られていた場所……吉原という地域が大きく関係しています。吉原といえば遊郭で知られた場所であり、遊郭で働くお目当ての女性への手土産として、「最中の月」が選ばれていました。

ちなみに同じ白い餅菓子でも、丸ではなく四角い形のものがあり、それは「窓の月」という名前だったそうです。

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