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「もなか」は当初、「あんこ」が入っていなかった?

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年8月31日 11時25分

「もなか」は当初、「あんこ」が入っていなかった?

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。8月24日放送分のテーマは「最中饅頭」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

平安時代、丸くて白い餅菓子のことを、中秋の名月を意味する「最中の月」と呼んでいました。「最中の月」は江戸時代中期に商品化されましたが、当時、中身にあんこは入っていなかったそうです。

その後、「最中の月」であんこを挟んだ「最中饅頭」が誕生します。これが人気商品となり、いろいろな和菓子屋さんで売られるようになりました。この「最中饅頭」から「饅頭」が略され、「最中」と呼ばれるようになったそうです。

そのような経緯から、現在の「もなか」の始まりは平安時代に誕生した「最中の月」ではなく、「最中饅頭」であると考えられています。

明治~大正になると金属加工技術の進歩によって、もなかの皮を焼くときに使う型も進化していきます。本来、もなかは中秋の名月をイメージしたものであり、白く丸い形が定番でしたが、現在は小判や動物の形をしたもの、菊や梅の文様など、さまざまな形の商品がつくられています。

ちなみに、もなかの皮は「種」と呼ばれるそうです。種屋さんと言われる専門業者に依頼し、店ならではのオリジナルの形やデザインの型がつくられています。

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