「あっ、浮いてるな」岡村隆史が映画撮影現場で感じた“アウェー感”

8月25日（木）深夜に放送されたお笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史と矢部浩之がパーソナリティを務めるラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』（ニッポン放送・毎週木曜25時～）にて、岡村が映画撮影現場での苦悩について語っていった。

ナインティナイン・岡村隆史

8月19日（金）に公開となった橋本環奈主演映画『バイオレンスアクション』。岡村も運転手のヅラさん役で出演しているこの映画には、橋本以外にも杉野遥亮、馬場ふみか、森崎ウィンなど人気若手俳優が多数出演している。そんな若いキャストが集まる撮影現場で、岡村は密かにアウェー感を感じていたようで……

岡村：僕なんか50過ぎてるじゃないですか。やっぱり、みんな気を遣って喋ってくれるんですけど、現場でも「あっ、これは浮いてるな」っていうのがすごいわかった。オッサンなんや俺って。

岡村：みんなキャッキャして間で喋ってんねんけど、1人だけ現場で緊張してるわけ。「入っていかれへんな」って

と、若いキャストにうまく馴染めないおっさん芸人の苦悩を淡々と語っていった岡村。しかし矢部は馴染めない理由は年齢差ではないと推測する。

ナインティナイン・矢部浩之

矢部：それ……畑違いだからちゃう？

岡村：それもあるな

矢部：オッサンより前に

岡村：橋本環奈ちゃんに舞台挨拶でも言うてんけど、バラエティでは共演してるやんか。でも本職の女優さんっていう、なんかを演じているって見たことないやんか。目の当たりにするとさ、完全にこっち大負けしてるのよ

矢部：負け？

岡村：すっごいお芝居するし、現場グイグイ引っ張っていくし、スタッフさんとかとコミュニケーションとるし、監督さんと「こういう感じでやった方が……」みたいなのをやっているのを見て、お門違いやって思って……

矢部：まあまあ本職やからねぇ俳優さんは

ナインティナイン・矢部浩之、岡村隆史

岡村：ホンマにだから、休憩中もカップ麺とかたくさん置いてあって「何食べますか？」「私これキープしとこ！」とか言うてんねんけどさ。おっさんは「あんまりなぁ……この後食べたらワイヤーで吊られたら、ゲロ出てもしょうがないしな」ってテンション下げてしまってるなとかさ。えらいみんな話しかけてくれんねんけど、喋ってセリフ飛んだら嫌だなって思うから「あぁそやねえ」とか

矢部：余裕がないねんな

岡村：ない！ない！歳いってくると違う現場行ったら、めっちゃ緊張してきて。ちゃんとせなって思いが出てもうて

芸能歴で言えばベテラン。しかし俳優歴でいえばまだまだペーペー。このギャップから思わぬ苦悩に襲われていた岡村なのであった。