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『令和恐慌』が日本を襲う“2つの条件” 須田慎一郎・森永卓郎が言及

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年8月29日 14時1分

『令和恐慌』が日本を襲う“2つの条件” 須田慎一郎・森永卓郎が言及

ジャーナリストの須田慎一郎が8月29日(月)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。経済アナリストの森永卓郎とともに、日本経済の景気回復のための施策を提言した。

世界恐慌初期の取り付け騒ぎ時にニューヨークのアメリカ連合銀行に集まった群衆 PD

世界恐慌初期の取り付け騒ぎ時にニューヨークのアメリカ連合銀行に集まった群衆 PD

須田は、長期にわたって続く円安について「金利差だけでここまで円安は進みません」と指摘。「いま、国債投機家は円をどんどん売ると同時に、国債の先物を売りまくっている。いま売って安くなれば買い戻すというのを狙っている。つまり、意図的に円安誘導がされている」と、投機家の動きも円安の一因だと指摘した。

続けて「国債の先物は、最終的に現物の7年債で売り戻さなきゃならないというルールがあるので結局どこかで上がる。だから今は我慢比べの状態になっている」と、円安が続く理由について解説した。

一方、来年4月の黒田日銀総裁の任期満了に伴い、次期総裁の人事に注目が集まっている。森永は「おそらく、金融引き締め派に交代するだろうと見ている」と言及し「財政・金融同時引き締めになって、令和恐慌がやってくるのではないか」と予想した。

これを受けて須田は「その2つの条件が重なったら私も令和恐慌になると思う」と賛同したうえで「金融緩和というのはチャンス待ちの政策。金融緩和と同時に財政出動をやれば、景気回復する」と提言。

森永はその意見に賛同し「デフレから脱却するためには財政・金融同時出動は経済のイロハ。アベノミクスの時から言っていたんです」と語ると、須田は今後の政策について「10月から臨時国会が始まる。そこで岸田首相は『大型の補正予算を組む』と言っている。それがどれほどの規模なのか。10兆円~20兆円程度なら日本経済は厳しい。50兆円はないとインパクトがない。臨時国会で財務省から予算を取れるか注目したい」と見通した。

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