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安倍元総理国葬問題「丁寧な手続きをしておくべきだった」須田慎一郎が指摘する2つのポイント

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年9月5日 18時0分

安倍元総理国葬問題「丁寧な手続きをしておくべきだった」須田慎一郎が指摘する2つのポイント

ジャーナリストの須田慎一郎が9月5日(月)、ニッポン放送『新行市佳のOK! Cozy up!』に出演。安倍晋三元総理大臣の「国葬」をめぐる議論について「政府は丁寧な手続きをしておくべきだった」と自身の見解を示した。

葬儀が営まれる増上寺には一般献花台が設けられた。献花する人々=2022年7月12日、東京都港区 写真提供:産経新聞社

須田は「国葬」をめぐり様々な議論が続いていることについて「政府による丁寧な手続きがなかった」と指摘した。

まず1つ目のポイントとして「閣議で実施を決めてしまっていいのか」という問題を挙げ「内閣法制局の見解では、内閣府設置法に基づいて、内閣が主催する国事行為として国葬を実施することは閣議で決定しても問題ない。ただ、丁寧な手続きを踏むなら、内閣が勝手に決めるのではなく、国会で議決しておくべきだった。先の臨時国会で時間をつくり、国葬についての法規定を明確にしておけば、より丁寧だったのではないか」とプロセスの問題を指摘した。「今のままでも国葬の実施に問題はないが、より静かな環境で執り行うなら、そのくらいの配慮は必要だったのではないか」と政府の配慮不足を指摘した。

また「国葬の経費が予備費から支出されることは適切なのか」という問題についても「予備費は自然災害など予見できないことのために計上しておくもの」とした上で「今回のような葬儀も自然災害と同じように予見ができないこと。予備費については閣議で支出を決定すると法律でなっているのだから、予備費から経費が支出されても何ら問題はない」と解説。「ただ、あとから異論が出ることが予想されたなら、こちらも臨時国会で議決しておけば、より丁寧だったのではないか」と話した。

岸田総理大臣は、今週中にも行われる閉会中審査で、安倍元総理の国葬の実施の意義などを丁寧に説明していきたいとしている。

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