1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

「来年中には一気に円高になる」長引く円安に森永卓郎が大胆予測

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年9月5日 17時25分

「来年中には一気に円高になる」長引く円安に森永卓郎が大胆予測

経済アナリストの森永卓郎が9月5日(月)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。長期的に続く円安について、来年早々150円台になるも、来年中に一気に円高になると予測した。

円相場が急落し、1ドル=140円台と24年ぶりの円安水準となったことを示すモニター=2022年9月2日、東京都港区 写真提供:産経新聞社

9月2日の東京外国為替市場の円相場は、一時1ドル=140円40銭台まで急落し、1998年8月以来、24年ぶりの安値を更新した。これで年初からの下落幅は25円を突破し、FRBによる大幅利上げが今後もしばらく続くとの観測から、日米金利差拡大を意識した円売り・ドル買いの動きが加速している。

この話題について森永は「いまアメリカではとてつもない引き締めが起きている」と言及したうえで「相当利上げをしないといけない。目標物価2%で、現在8.5%。2%までにするにはとてつもない引き締めが必要。おそらく、金利が7%になるまで物価は落ち着かない」と予想し「10年間固定7%でまわったら、株価のバブルが崩壊する」とアメリカ経済を分析した。

実は日本は、さらに大変な状況にあるとも指摘。「日銀の資金供給が前年比でマイナスになっている。つまり、岸田首相はものすごく金融引き締めをしている。財政も昨年から大幅に引き締めているので、財政・金融同時引き締めという状態」と、現状の日本経済の状況を解説。「こうなると、ものすごく株価が落ちてしまう」と指摘した。

円安はいつまで続くのか。森永は「多分、来年早々ぐらいに150円台まで行くんですけど、その後、来年中に一気に100円台まで円高になる」と、円安はさらに続くが、2023年中には円高に戻るのではないかと予想した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください