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女性の“心と体”の悩みに、男性も関心を ~「フェムテック」を通じて伝えたいメッセージ

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年9月20日 12時31分

女性の“心と体”の悩みに、男性も関心を ~「フェムテック」を通じて伝えたいメッセージ

8月27日(土)、伊久美亜紀(ベネッセコーポレーションK&Fメディア総編集長)と東島衣里(ニッポン放送アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組「はじめよう!フェムテック」(ニッポン放送・毎週土曜15時50分~16時)が放送。生活情報誌『サンキュ!』の山本沙織 編集長がゲスト出演し、これからの世の中に期待する「フェムテック」の思いを語った。

Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語で、女性が抱える健康課題をテクノロジーで解決する商品やサービスのことを指す「フェムテック」。社会的に重要なムーブメントになりつつある「フェムテック」をさまざまな角度から取り上げる同番組に、山本編集長がゲスト登場し、生活情報誌『サンキュ!』から読み解く“フェムテック事情”について語った。

近年では、“健康”について読者がより深い関心を寄せているといい、特に好評だった企画として「女性ホルモンが減らない暮らし方」や、「目と歯を大事にすること」「マスク生活によって目がいくようになったヘアケア」など、「フェムテック」に繋がる話題を多く挙げた山本編集長。

また、社会全体でも「フェムテック」の認知度が上がったことを受けて、未来に期待する思いを明かした。

東島アナ:『サンキュ!』の編集部として、『フェムテック』を通して、「こんな世の中になっていくといいな」というのは、山本さんはいかがお考えですか?

山本:この言葉を最初に聞いたときに、「女性に目を向けることなんだな」と思って、それが自分も女性としてうれしかったんですね。女性の体や健康って、女性自身は考えているんですが、男性はそこまで考えなかったり、よくわからなかったりすると思うんです。けれど、女性が自分の体や心を大事にすることが、『フェムテック』のいろいろなコンテンツの中にあると思うので、そういったことが女性だけではなく、男性にも広がっていくといいなと思っています。

東島アナ:はい。

山本:特に『たまごクラブ』『ひよこクラブ』をやっていたときも思ったんですけれど、女性の心と体の変化は、妊娠するときは本当によくわからなくなったりするんですけれど、それを男性も同じ目線で「勉強しよう」「関心を持とう」としてくださったりとか、過ごしやすくなるためには、男性も含めて関心が広がっていくといいなと思っています。

伊久美:まさに、この番組のメッセージと一緒ですね。やっぱり、女性が幸せだと、男性も幸せになって、周りも幸せになって、社会全体が幸せになるというのがメッセージなので。

東島アナ:確かに、この番組でも「伝え方が難しいな」という話になるんですが、そういうときに、こういう特集を家族やパートナーと一緒に読んだりして、ヒントにさせてもらえたらいいですね。

山本:そうですね。男性も「なんで、この人いつもイライラしてるのかな?」っていうのが、「こういう事情があるんだな」「生理不順なんだな」「もしかしたら更年期が始まるんじゃないかな」とか、そこまで思っていただいたら、男性自身もきっと過ごしやすくなると思います。

自分の心と体を大事にする重要性を、『フェムテック』を通じて、女性だけでなく男性や社会全体にまで広がることを期待した山本編集長。また、女性の悩みを理解しようとする姿勢が、男性自身にも良い影響をもたらすと語っていた。

<写真左から>東島衣里(ニッポン放送アナウンサー)、伊久美亜紀(ベネッセコーポレーションK&Fメディア総編集長)

『サンキュ!』山本沙織 編集長

<ゲスト>『サンキュ!』山本沙織 編集長
創刊26周年を迎える生活情報誌『サンキュ!』の編集長。岐阜県出身。
1997年にベネッセコーポレーションに入社し、生活情報誌『サンキュ!』の副編集長や、『たまごクラブ』『ひよこクラブ』のマーケティングを担当し、2022年に『サンキュ!』の編集長に就任。主婦向けメディアの編集やマーケティング、イベント事業に20年以上携わる。

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