「ワニ」とは…… 浴場での窃盗容疑で「ワニ男」逮捕 辛坊治郎が背景を解説

キャスターの辛坊治郎が9月13日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎　ズーム　そこまで言うか！」に出演。宿泊施設の利用客を装って浴場に入り財布などを盗んで逮捕された男が、捜査員から「ワニ男」と呼ばれていた背景について解説した。

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兵庫県警は、宿泊施設の利用客を装って浴場に入り財布などを盗んだとして、窃盗や住居侵入の疑いで大阪市東住吉区の自営業、小谷進一容疑者を逮捕、送検した。浴場で湯船に浸かりながら顔だけを出して客を物色する手口から、捜査員に「ワニ男」と呼ばれていた。

辛坊）男湯に「ワニ男」が出ましたか。実は、「ワニ男」「ワニ族」というのが最近、話題になっているんですよ。東北などの古い温泉には、入り口は別だけど中に入ると混浴というところがいまだに残っています。そういう混浴温泉で、女性客が入ってくるのを待つため湯船に浸かって鼻から上だけを出し、じっと待っている男のことを「ワニ男」「ワニ族」と呼ぶんです。中には、ゆでダコみたいにのぼせちゃう男もいるようです。

今回の「ワニ男」は、湯船に浸かって金品を持っていそうな人を物色していたんですね。そうした犯罪の世界にも「ワニ男」という呼び方があるんだと知りました。この「ワニ男」は、混浴温泉で女性客を待つというのが今、大きな社会問題になっているという背景があったうえで、捜査員にそう呼ばれていたということです。