「弔砲」19発の理由 安倍元首相「国葬」 辛坊治郎が解説
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年9月14日 19時45分
![「弔砲」19発の理由 安倍元首相「国葬」 辛坊治郎が解説](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/nipponhoso/nipponhoso_386887_0-small.jpg)
キャスターの辛坊治郎が9月14日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。安倍晋三元首相の国葬(国葬儀)で行われる「弔砲」を19発とする方向で検討されていることについて、解説した。
![](https://news.1242.com/wp-content/uploads/2022/09/10000000000000087254_20220914180354041297_P120306785051RS.jpg)
吉田茂首相葬儀関連、日本武道館付近に据えられた自衛隊の弔砲 撮影日:1967年10月 写真提供:産経新聞社
9月27日に行われる安倍晋三元首相の国葬で、自衛隊が弔意を示す儀仗や弔砲などを行うことが閣議で了解された。弔砲は19発、参加する自衛隊員は千数百人とする方向で検討している。
辛坊)私のような船乗りの常識でいうと、儀礼として大砲を撃つことは昔からの慣例です。もともと何のために大砲を撃っていたかというと、話は大航海時代までさかのぼります。当時の帆船に搭載されていた大砲は、1発撃つと、次の1発を撃つまでに砲筒を掃除して火薬と砲弾を詰め直さねばならず、非常に時間と手間がかかりました。つまり、即座に連射ができなかったわけです。この不便さが逆に、相手に対して敵意のないことを示せるため、大砲を撃ったとされます。そこから空砲が儀礼化していったという説があります。
儀礼化された空砲では、身分が偉いほど、多くの砲弾を撃ちます。その弾数には国際的な慣例があります。なぜか全て奇数なのですが、上限は21発です。これは国家元首クラスに適用されます。国家元首に次ぐようなポジションの場合は19発。さらに、相手の格によって弾数に基準があります。日本の憲法学者の中には首相を日本の国家元首と主張する人もいますが、国際的な慣例では日本の国家元首は天皇陛下です。そこで国際慣例にならい、今回の国葬では国家元首に次ぐ19発となりました。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
岩田明子 さくらリポート トランプ氏再任なら懸念される「北朝鮮外交」拉致問題解決を迫ることができるのか 暗殺未遂事件、自民総裁選にも影響
zakzak by夕刊フジ / 2024年7月17日 6時30分
-
安倍晋三氏の国際的実績とは(下)アメリカはなぜ彼を賞賛したのか
Japan In-depth / 2024年7月11日 21時0分
-
安倍晋三元首相の銃撃事件から2年 岸田首相ら追悼「総理の思いを引き継いでいかなければ」
東スポWEB / 2024年7月8日 20時32分
-
辛坊治郎氏 放送法に持論を展開「電波オークションをやればいい」
東スポWEB / 2024年7月8日 1時25分
-
杉村太蔵氏「外交の岸田はもっと評価されてもいい」「ひょっとしたらノーベル平和賞が」
東スポWEB / 2024年6月29日 17時12分
ランキング
-
1ペットボトル収集車から遺体で見つかった男性 買い取り業者の47歳社員と判明 積み込み作業中に誤って巻き込まれたか
CBCテレビ / 2024年7月26日 20時14分
-
2小5が校外行事で意識不明 頭蓋骨骨折、2段ベッドから転落か
毎日新聞 / 2024年7月26日 21時57分
-
3大雨警戒続く山形 20代巡査長の死亡確認 高速道路陥没も
毎日新聞 / 2024年7月26日 20時32分
-
4西山ファーム元代表に有罪判決=「首謀者として主導」認定―名古屋地裁
時事通信 / 2024年7月26日 18時4分
-
5秋田県内、週末に再び大雨ピークか 1人行方不明、12カ所で氾濫
毎日新聞 / 2024年7月26日 17時23分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)