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通園バス園児死亡事件 県警による車内温度検証に「論点ずれている」辛坊治郎が指摘

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年9月15日 13時40分

通園バス園児死亡事件 県警による車内温度検証に「論点ずれている」辛坊治郎が指摘

辛坊治郎が9月14日(水)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。静岡県の認定こども園通園バス車内で起こった園児死亡事件で、県警が車内温度上昇の検証を行ったことに「論点が違う」と指摘した。

車内温度計測実験のため、事件当日に駐車した場所に移された通園バス 2022年9月14日午前 静岡県牧之原市 写真提供:共同通信社

14日、県警は女児が亡くなったバスを使い車内の温度変化などの検証を行った。車内温度は40度を超え、県警は業務上過失致死容疑で捜査を続けている。この検証について辛坊は「正直、そこかよという感じがします」と述べた。

その理由について辛坊は、国内の多くの幼稚園バスには車体横の窓ガラスに動物やアニメキャラクターなどのラッピングがされており、ラッピングシールには小さな穴が開いているものの「車内が極めて見えにくくなっている」と言及。「フロントガラスと違って、サイドには法律的な制限がない」と指摘した。さらに「国によっては幼稚園バスの中が見えないのは危険という理由で、窓を隠すのは禁止というところがそこそこある」と語った。

また、韓国では運転手がすべての園児の降車を確認するためのシステムが構築され、義務付けられている事例を紹介。ほかにも、通園バスの中に児童が残っていないかを自動で検知するシステムが導入されている国がたくさんあると述べた。

辛坊は、事件の検証としては必要だとしながらも「日本はこれが一例目じゃない。過去、同じようなケースで何人の子どもの命が失われているんだと考えたときに、押収したバスで、中の温度が何度になるか検証というのはあまりにもずれている」と語った。

その後、リスナーからも同意見がメールで寄せられ、辛坊は「こんなの役所や政治家が動いたら一発で義務付けができる」と述べ、世界中で進む安全対策を日本でも早期に導入すべきだと訴えた。

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