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「国産のカレー粉」が見直されるきっかけとなった「偽装事件」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年9月20日 11時25分

「国産のカレー粉」が見直されるきっかけとなった「偽装事件」

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。9月13日放送分のテーマは「カレー粉」です。

※画像はイメージです

カレーの本場・インドでは、さまざまなスパイスを調合してつくりますが、「少しでも手軽にカレーをつくれるように」という思いから誕生したのが「カレー粉」です。

世界初のカレー粉は、イギリスの「C&B(クロス・アンド・ブラックウェル)」による『C&Bカレーパウダー』です。このカレー粉は明治時代に日本にも伝わり、これによって日本の食文化にカレーが浸透していったそうです。

その後、日本でも国産のカレー粉が次々と開発されますが、プロの料理人の間では「C&Bのカレー粉が最高級品」とされていたそうです。ところが1931年(昭和6年)、C&社の缶に国産のカレー粉を詰めて販売していた事件が発覚し、大きなニュースとなりました。

しかし、このとき料理人たちは「中身を詰め替えられても味の違いがわからなかった」と気づきます。この事件をきっかけに、国産のカレー粉の評価が見直されたそうです。

カレー粉と言えば、エスビー食品の「S&B」と表示された赤い缶も有名ですが、こちらは1950年(昭和25年)に誕生しました。これによって、家庭でもカレーがつくられるようになっていきます。

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