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神戸空港「国際線」就航見通し 「反対していた人たちはどう責任をとるのか」辛坊治郎、70年代に建設反対した行政の対応に憤慨

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年9月18日 12時45分

神戸空港「国際線」就航見通し 「反対していた人たちはどう責任をとるのか」辛坊治郎、70年代に建設反対した行政の対応に憤慨

辛坊治郎が9月15日(木)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。国際線が就航する見通しになった神戸空港について、1970年代に「建設反対」した行政などに対して「どう責任をとるのか」と指摘した。

神戸空港

成田国際空港は現在3ヵ所にわかれている旅客ターミナルを一か所に集約して利便性を向上させる方針を明らかにした。実現の時期は未定で具体的な案を本年度内にとりまとめる。

関西の主要空港の1つである神戸空港で、国際線が就航する見通しになった。大阪・関西万博がある2025年をめどに国際チャーター便を解禁し、2030年には国際定期便の就航を目指す予定だ。

辛坊)成田のニュースは、滑走路を増やして、なおかついまの第1ターミナル、第2ターミナル、第3ターミナルとあるのを1つに集約するという話でしょう。これは具体的なプランはまだだということです。実際に成田を使うけれど、第1ターミナル、第2ターミナル、第3ターミナル、あれをどうやって一緒にするのでしょうね。

飯田浩司アナウンサー)そうなのですよね。

辛坊)まあ、利用者から言わせてもらうと不便は不便ですよね。ターミナルを間違って降りるとあとで大変だからね。

飯田)第3ターミナルは歩くと結構時間がかかりますしね。

辛坊)もう1つのニュースは関西の神戸空港。いま神戸空港は、国内線でもあまりメジャーではない就航地に少し飛んでいるというイメージですが、ここに2025年、関西万博を契機に国際線を飛ばすという。まず2025年でチャーター便、2030年には定期便の国際線を飛ばすという。

関西でニュースキャスターをやっていたから、私は関西の空港の歴史に関してはよく知っていますけれども、もともと関西国際空港というのはあんなに大阪から離れた南の泉州沖合につくるはずではなくて、地の利からいったら神戸の沖合がいいよねと。大阪からアクセスもいいし、伊丹空港からも近いし、神戸空港の沖合に滑走路をつくってあそこを埋め立てて、神戸空港を国際空港にしたらいいのではないかという話はかなり大々的にあったのです。しかし当時の神戸の行政の反対で潰れたのです。

あのときに神戸に関西空港をつくっていれば利便性が全然違ったのだけれども、関西国際空港を開港したあと、神戸にも空港がというのは「え?」という話でした。神戸に空港をつくったけれども、関西における3つめの空港だから飛ぶ路線も少なくて、アクセスもよくないです。ところがあそこを国際線にするのだったら、はなからしておけばいいという話なのですが、神戸に国際空港をつくるという話のときに反対した人たちはどう責任をとるのか。歴史を知っていると過去にさかのぼって「あの人」と「この人」と「その人」は、何とか言えよ、という気がします。何十年か経つとこういうことって起きますよね。

飯田)成田の話ももともとは、「羽田は国内」で「成田は国際」でここをハブにするのだと言っていたのが「あれ?」というような。羽田の方が便利だというようになってしまっている。

辛坊)そうなのです。圧倒的に便利ですからね。私は今回ハワイに行ったのが、行きが成田からで帰りが羽田着なのだけれども、それはやはり羽田が便利でした。

増山)楽ですよね。

辛坊)成田はもちろん反対運動もあって、空港の滑走路をつくるといってもそのど真んなかに小屋が建っているような状況でした。

飯田)いまもB滑走路が少し当初の計画とは違うかたちになっています。

辛坊)あれは、中国なら真っ昼間でもブルドーザーで押しつぶしてつくってしまうところだけれども、日本はそれをやらないから。それが公共のためにいいのかどうなのかというのは少し考えた方がいいと前々から思っていました。

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