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新潮社・中瀬ゆかり、かつて担当していた劇作家・宮沢章夫氏を偲ぶ「若かりし頃の自分を導いてくれた方だった。偉大なる才能を心から悼んでいる」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年9月22日 17時30分

新潮社・中瀬ゆかり、かつて担当していた劇作家・宮沢章夫氏を偲ぶ「若かりし頃の自分を導いてくれた方だった。偉大なる才能を心から悼んでいる」

新潮社の中瀬ゆかりが9月22日(木)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。12日に死去した、劇作家の宮沢章夫氏を偲んだ。

宮沢章夫=2015年03月30日、東京都東新橋 写真提供:産経新聞社

以前編集者として担当していた中瀬は「『彼岸からの言葉』という作品を読んで、腹がよじれるくらい面白くて、惚れぬいた。それで会いに行って、一緒に仕事をしたいと伝えた」と宮沢氏との出会いを語った。

また、中瀬は「宮沢さんは本当にシャイな方。穏やかで、いつも照れくさそうな表情で話すのが印象的だった」と述べ「物事の面白がり方が特殊で、特別なセンサーを持っていた。ある時、編集者の“あるある”を聞かれて、それが作品の中に反映されていたこともあった。例えば、私が新人の頃、編集部の電話を受けたら、お爺さんから『小説を書いたから送りたい』という旨で、私が『新人賞があるので、そちらに応募してください』と伝えたら、そのお爺さんが『原稿用紙3000枚書いたので、持ち上げられない…』と嘆いたんです。そのエピソードを宮沢さんに話したらとっても笑ってくれて。実際に宮沢さんの演劇の中で使われた」と思い出を振り返った。

さらに中瀬は「宮沢さんは、若かりし頃の自分を導いてくれた方だった。偉大なる才能を心から悼んでいる」と語った。

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