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死別・転職などで「誰にでも起こり得る孤独・孤立」の実態

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年10月3日 10時3分

死別・転職などで「誰にでも起こり得る孤独・孤立」の実態

ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(10月2日放送)に、内閣府特命担当大臣で衆議院議員の小倉將信が出演。日本における孤独・孤立の実態について語った。

ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」

淵澤由樹(アシスタント):小倉さんは現在、こども政策、少子化対策、共生社会、男女共同参画、女性活躍、孤独・孤立対策の内閣府特命担当大臣です。小倉さんは内閣府特命担当大臣として、日本が抱えるさまざまな問題に取り組まれています。このなかの「孤独・孤立対策」では、具体的にどんなことをされているのですか?

小倉:我が国の自殺者数は、歴史的に見ても高い水準です。下がってきてはいるものの、足元では増加傾向にあります。特に若年層と女性の自殺者数が増えています。原因の一端には、孤独・孤立があると考えています。

淵澤:なるほど。

小倉:孤独・孤立に対する重点計画をつくり、それをもとに孤独・孤立の問題に取り組んでいらっしゃるNPOの皆さまに対し、予算をつくって支援しています。これまでバラバラだったNPOを、官民連携のプラットフォームで情報共有できる場をつくりました。孤独・孤立に関する人数や、何に悩んでいるのかなど、実態調査を行いました。これからは、そういったものを更に活用していきたいと思います。

淵澤:対策の対象年齢はありますか?

小倉:調査結果を見てみると、孤独・孤立で悩まれている方は20代~30代の方が多いです。また、70代が最も低いというデータも出ています。しかし、データが低いだけで世代まんべんなく、男女関係なくいらっしゃいます。特定の世代の問題ではなく、すべての人に関わる問題だと思います。また孤独・孤立を感じるきっかけは、家族との死別、あるいは転職などのライフイベントで起きます。これまで孤独・孤立を感じていなかった人たちも、何らかのライフイベントで孤独・孤立に悩む可能性もあります。あらゆる国民に、潜在的に関係してくる問題だと考えています。

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