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岸田政権が「決断力がない」と言われる理由 森永卓郎が解説

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年10月5日 13時40分

岸田政権が「決断力がない」と言われる理由 森永卓郎が解説

経済アナリストの森永卓郎が10月4日(火)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。岸田政権が掲げる、電気料金の負担軽減について取り上げ、岸田政権が「決断力がない」と言われる背景を解説した。

2022年9月30日、記者の質問に答える岸田総理~出典:首相官邸HPより(https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202209/30bura.html)

岸田首相は「経済の再生が最優先課題」と強調し、とくに電気料金の負担軽減にむけ「前例のない思い切った対策をとる」と表明している。このニュースについて森永は「前例のないことをやると言った割に、茂木幹事長は『検討中』とコメントしている。まだ具体案は決まっていないのではないか」と指摘した。

番組パーソナリティの垣花正から「これまで岸田政権は『決断力がない』ということを言われますが、これはなぜですか?」と問われると、森永はこれまでの首相と比較して解説した。「安倍政権では、今井さんという首相補佐官を務めた方が、絶対的な権力を握って指令を出していた。だから間違いもあったが、政策の統一性があり、矛盾がなかった。菅政権では、菅前首相が現場が長かったこともあって自分で決めていた」と語り、続けて「岸田首相は8人の秘書官に広い裁量権を与えて、最終的に決断するというスタイルをとっている」と、“官邸の心臓部”として岸田首相を支える秘書官らの現状を解説。

垣花が「一見、うまくいきそうなシステムですが?」と問うと「最終決定者がいないから、岸田さんが政策に反対するとぐちゃぐちゃになってしまう」と指摘。パワーバランスがはっきりしていないことで、政策の一貫性がなくなってしまうのではないかと指摘した。最後に森永は「電気代をどうするのかが、命運を決めると思っている。ただ、ここも決める人がいない。菅さんを官房長官にすれば、ビシッとまとまるのではないかと思います」と提言し、この話題を締めくくった。

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