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東工大・東京医科歯科大の統合は「連携という綺麗ごとだけじゃない」 慶應義塾大教授が分析

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年10月14日 18時5分

東工大・東京医科歯科大の統合は「連携という綺麗ごとだけじゃない」 慶應義塾大教授が分析

慶應義塾大学の松井孝治教授が10月14日(金)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。東京工業大と東京医科歯科大の統合の背景について、現役の教授の視点から分析した。

東京工業大(上)と東京医科歯科大の学名プレート 写真提供:共同通信社

『飯田浩司のOK! Cozy up!』は、番組はもとより、国内外のPodcastリスナーからもトップクラスの支持を得ている本格派のニュース情報ラジオ番組。

10月14日(金)には、元内閣官房副長官で、慶應義塾大学の松井孝治教授が生出演。東京工業大学と東京医科歯科大学、2つの国立大学が、2024年度をめどに統合する背景について、現役の大学教授の視点から分析した。

松井教授は「医療界には、医者をこれ以上増やしたくないという独占的な組合『ギルド』のような側面があって、新設出来ない医学部は、『株』みたいなもの。特に理科系は医学部が欲しい。研究的にもシナジーがあるし、医学の生命科学とコラボしたいという気持ちはある」と、大学における医学部の存在の重要性を解説。

そして「医学部の『株』をどう入手するかは争奪戦で、合従連衡で色んなところに手を広げている。理系の東工大にとって医学部が無かった事は懸案事項だったので、東京医科歯科大学はいいお見合い相手。この話も、連携という綺麗事だけじゃない」と、今回の統合の背景を語った。

また、資金不足が大きな原因となっている、日本の大学全体の世界での競争力低下にも警鐘を鳴らした。

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