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「このままだと令和恐慌になる」 森永卓郎・須田慎一郎が岸田政権の政策に警鐘

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年10月17日 15時20分

「このままだと令和恐慌になる」 森永卓郎・須田慎一郎が岸田政権の政策に警鐘

経済アナリストの森永卓郎、ジャーナリストの須田慎一郎が10月17日(月)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。今後の日本経済について議論し、「令和恐慌」の可能性にも言及した。

2022年10月14日、記者の質問に答える岸田総理~出典:首相官邸HPより
(https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202210/14bura.html)

日銀の黒田東彦総裁は、17日の衆院予算委員会で、日本経済下支えのため「金融緩和を継続することが適当」との考えを改めて示した。米国がインフレ退治で大幅利上げを続ける中、日銀は緩和姿勢を変えず、日米金利差などから円安ドル高が進んでいる。今後、岸田政権はどのような経済政策を行うのか。

森永は「岸田首相は金利を上げたい。金利がつくという状態が正常な状態と思っている。金利を上げるのと、財政健全化を目指すのが岸田首相と財務省の教義。これは信念なんです」と緊縮財政派と言われる岸田首相が、今後利上げを行うだろうと指摘。

垣花正アナウンサーが「この政策は、経済学的には正しいんですか?」と疑問を呈すると、須田は「岸田首相がやろうとしている事は、税収以下に、使うお金を抑えるということ」と解説。続けて「社会保障費とか、公共事業投資などは年度だけでメリット・デメリットが判断できるものではない。将来的にはメリットになるものもある。それらは国債を発行して負担を公平公正に実施すべきだ」と明かし、不況時の財政緊縮は誤った政策だと指摘した。

森永が「このままの状況で金利を上げると令和恐慌がやってくる」と警鐘を鳴らすと、須田もその意見に賛同し「令和恐慌にならなかったとしても、景気回復、経済成長は一切なしという状況になる」と、持論を展開した。

では、岸田政権が利上げを行う時期はいつなのか。須田は「『コアコアCPI』と言われている「食料品・エネルギー」の価格を除いた物価指数。これが2%を上回った場合、利上げという局面に入ってくる。それが来年の前半に来る可能性が極めて高い」と推察。続けて「これを回避するには、財政出動して、補正予算を組めばいい」と提言し、この話題を締めくくった。

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