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「わたしみたいな人を作ってはいけない」 堀ちえみ、壮絶な闘病を支えた“想い”を語る

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年10月20日 17時56分

「わたしみたいな人を作ってはいけない」 堀ちえみ、壮絶な闘病を支えた“想い”を語る

歌手・タレントの堀ちえみが10月19日(水)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。舌がんの後遺症と向き合いながら芸能活動を続ける堀が、病との向き合い方、闘病中の堀を支えた“想い”について語った。

堀ちえみ

は2017年にリウマチと神経障害性疼痛、2019年には舌がんを患い、舌の6割以上を切除。首のリンパに転移があり、壮絶なリハビリをしてきた。堀は「ここまで回復できるとは。ただ、生きちゃったんだから、やるしかないなと。ただただ、お世話になった方にご恩返しというか。自分がやれることってなんだろうと思った時に、頑張って生きることだろうと」と述べた。

病気が発覚した際、堀は「最初は口内炎だと思っていた」と言い、「医師から口内炎と診断されたことを、そのまま信用してしまった。8ヶ月間、医師も口内炎だと思い込んでしまった。それだけ希少ながんであることが、早期発見につながらなかった原因だと思う」と語った。続けて「わたしの報われなかった思いや悔しさを、後悔しても治らない。誰を責めてもこれが現実なので、前を向くしかしょうがない」と明かした。さらに、病気と向き合うにあたって「わたしみたいな人を作ってはいけない。そのために、こういうがんがあるということを知っていただいて、口内炎と診断されたけど、セカンドオピニオンで診てもらったほうがいいのではないかという疑いを持っていただけるようにして生きていくことが、私自身の心の癒しになる」と打ち明けた。

那須恵理子、垣花正、堀ちえみ、森永卓郎

番組に出演していた経済アナリストの森永卓郎が「『スチュワーデス物語』が大好きで、全部観ていた」と話し、「ちょっと『教官』って言ってもらえませんか?」と“ムチャぶり”。すると堀は「いまの私に、そういうお願いをする人がいないのでちょっとドキドキ」と言いつつ、ドラマの“名フレーズ”を完全再現した。

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