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「目玉があまりない、小出しのオンパレード」 政府の総合経済対策に森永卓郎が持論

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年10月24日 16時50分

「目玉があまりない、小出しのオンパレード」 政府の総合経済対策に森永卓郎が持論

経済アナリストの森永卓郎が10月24日(月)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。月末にも政府が正式に公表するとしている総合経済対策について、森永が「目玉があまりない、小出しのオンパレード」と持論を展開した。

2022年10月14日、記者の質問に答える岸田総理~出典:首相官邸HPより
(https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202210/14bura.html)

政府・与党が、物価高騰対策を柱とする総合経済対策に20兆円強の国費を投入する方向で調整に入ったことが報じられた。政府は今週、具体的な内容や規模を詰め、28日に閣議決定し、臨時国会に2022年度第2次補正予算案を提出する方針だという。

物価高対策の柱はエネルギー価格の負担軽減策で、電気代が来春にも月2千~3千円の値上げとなることを念頭に、使用量に応じて値引く案が検討されている。これに対し森永は「実施すると思うが、相当難しいと思う」と電気代の値引き案に疑問を呈した。「今の段階で具体的にどういうふうに実施するか決まっていない。国内の電力の小売り会社は約700社あるため、かなり複雑な手続きを要する。だからこの政策はすぐには実施できない」と、政策のスピード感がないことを指摘。

現在、エネルギー価格の高騰は世界的な問題となっているが、海外ではどのような経済対策を行っているのか。森永は「電気代だけ消費税を無しにしているんです。日本もそれと同じ事をすれば来月からできる」と解説。続けて「ただ岸田首相は消費税を絶対に下げないと言っている。シンプルな方法を取らずになぜ難しい方法を取るのか」と、今回の総合経済対策に疑問を呈した。

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