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イギリス新首相・スナク氏の経済政策に森永卓郎が私見「来年は世界恐慌になる」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年10月25日 15時55分

イギリス新首相・スナク氏の経済政策に森永卓郎が私見「来年は世界恐慌になる」

経済アナリストの森永卓郎が10月25日(火)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。イギリスの新首相にスナク氏が就任するニュースを取り上げ、経済アナリストの森永卓郎が「日本は対岸の火事ではない」とスナク政権の経済政策に警鐘を鳴らした。

英与党保守党の新党首に選ばれ、党本部を出るスナク氏 撮影: 2022年10月24日、ロンドン(ゲッティ=共同)

イギリス・トラス首相の辞意表明に伴う与党保守党の党首選は、24日、立候補の届け出が締め切られ、出馬の条件を唯一満たしたスナク元財務相が無投票で党首に選出され、新首相となることが決まった。トラス氏の辞任は、大型減税を柱とする経済対策が市場の混乱を招いたためで、重要閣僚の辞任や下院採決での党上層部によるパワハラ疑惑など、党内の混乱が直接のきっかけとなった。

森永は「日本の物価は3%上昇ぐらいだが、イギリス経済は物価が9%ぐらいまで上がっていて日本よりも大変な生活苦が庶民を襲っている」と解説したうえで、「トラスの減税策は正しかったと思う」と持論を述べた。

今後のスナク政権での経済政策について、森永は「彼は財政を思いっきり締めると言われている。みんな生活が物価高で疲弊しているなかで財政を締めたら、生活がどんどん苦しくなると思う」とスナク政権の経済政策に問題があると指摘した。

そして、奇しくも日本でも、黒田東彦日銀総裁の任期が残り半年を切り、総裁交代のタイミングで、金融緩和から金融引き締め・利上げへと転換することが予想されている。森永は「私は対岸の火事だとは思えない。日本もイギリスと同じことになると思う」と推察。「アメリカ株価のバブルが来年の春に崩壊する可能性が高い。来年は1929年以来の世界恐慌になると思う」と警鐘を鳴らした。

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