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野田元総理による安倍元総理追悼演説に「胸が熱くなった」 高橋洋一が絶賛

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年10月26日 13時45分

野田元総理による安倍元総理追悼演説に「胸が熱くなった」 高橋洋一が絶賛

数量政策学者の高橋洋一が10月26日(水)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。前日に国会で行われた、立憲民主党・野田佳彦元総理による安倍晋三元総理への追悼演説を聞き、「胸が熱くなった」と明かした。

政治 衆院本会議で安倍晋三元首相の追悼演説をする立憲民主党の野田佳彦元首相=2022年10月25日、国会・衆院本会議場 写真提供:産経新聞社

10月25日の衆議院本会議で、応援演説中に銃撃されて亡くなった自民党・安倍晋三元総理を追悼する演説が、野田佳彦元総理によって行われた。野田元総理の魂の言葉に、傍聴席で見守る昭恵夫人は涙を浮かべていた。

番組に出演した、数量政策学者の高橋洋一は「全文を聞いたが、とてもよかった」と感想を述べた。国会で論戦を戦わせてきた2人らしく、野田元総理は「再びこの議場で、あなたと、言葉と言葉、魂と魂をぶつけ合い、火花散るような真剣勝負を戦いたかった」、「勝ちっ放しはないでしょう、安倍さん」と呼び掛けた。この言葉に高橋は「プロレス好きの野田さんらしい表現。プロレスには勝ちっ放しはない」と共感を示した。

また「野田さんと安倍さんの言葉と言葉の真剣勝負を思い出す。2大政党を作るんだ、という2人の思いがあったのではないか」と当時に思いを馳せた。しかし結果的に、その後第2次安倍政権が誕生すると「野党はアベノミクスそのものをしっかりと攻めれば良かったのに、揚げ足取りばかり。モリカケ桜に終始して、政策論争はなかったのではないか」と分析した。

野田氏の20分以上に渡る演説には、安倍元総理への礼賛のみではなく、「安倍政治は、歴史の審判を受けるものである」と判断を後世にゆだねる文言もあった。この点について高橋は「安倍政権は歴代トップの雇用を生み出したという観点で、答えが出ているものもある」とした。

飯田浩司アナウンサーが「夏の臨時国会の時から、追悼演説を誰がするのか紆余曲折ありましたが……?」と水を向けると、高橋は「野田さんでよかった。言葉と言葉による政治家だという感じを受けた。安倍さんの国葬にもちゃんと参列していた」と感じ入った。そして、「いま一番思うのは、この演説を聞いて、野党、今の立憲民主党議員はどう思うのか、何を感じるのか。マスコミにはぜひその点を訊ねてもらいたい」と結んだ。

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