予約が取れないと話題の「全国旅行支援」 この方法ならチャンスあり！ 航空・旅行アナリストが伝授

航空・旅行アナリストの鳥海高太朗が10月26日（水）、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』に出演。「予約が取れない、使えない」と話題の全国旅行支援について、割引支援適用の予約を取りやすい方法を解説した。

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一部地域を除き、今月11日からスタートした全国旅行支援。実施期間は12月下旬までで、旅行や宿泊代金の割引とクーポン配布を合わせて1人1泊当たり最大1万1千円が割り引かれる。ただ、開始直後から予約がしづらい状況が続いたり、早々に支援が終了する旅行サイトや都道府県も出るなど混乱が続いている。

これについて、辛坊も「私のまわりで大混乱している」と言い、「買えないという話が結構あるんですけど、どうしたらいいですか?」と鳥海に投げかけた。鳥海は「今回は、想定以上に皆さん旅行の予約を取っている」と、2年前の「GoToトラベル」実施時より高齢層の旅行が増加するなど、需要そのものが大きく膨らんでいると語った。

さらに、GoToトラベルは国がある程度の都道府県をまとめたブロックごとに予算配分をしたが、今回の全国旅行割は都道府県ごとに予算を割り振り。さらに都道府県が、開始当初の短期間に予算を使い切らないうよう、小出しに旅行サイトや宿泊施設ごとに、かなり細分して予算を出しているという。そのため、同じ都道府県でも旅行サイトによって割引支援が終了してしまったところと、まだ継続しているところが発生している。鳥海によると、大手の旅行ネット予約サイトでは「半分以上の県はダメ（支援停止）」とのこと。

そのうえで鳥海は「宿泊施設に直接予約した場合の方が（割引支援を）使えています」と語った。実際に鳥海も、昨日、取材のため関西方面のホテル予約をした際、主要なネット予約サイトでは割引支援が終了していたが、宿泊施設のホームページに直接アクセスして割引支援を受けられたという。「まず、直接ホテルに予約」と、宿泊施設の公式ホームページや電話での予約がおすすめであると語った。