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「許可がこんなに必要な国はない」無人自動運転サービス、電子マネーによる賃金支払いの制度に辛坊治郎が苦言

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年10月27日 20時55分

「許可がこんなに必要な国はない」無人自動運転サービス、電子マネーによる賃金支払いの制度に辛坊治郎が苦言

キャスターの辛坊治郎が10月27日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。自動運転「レベル4」の遠隔監視による無人自動運転サービスや、賃金の電子マネー支払いの許可制度について、「許可がこんなに必要な国はない」と苦言を呈した。

警察庁は27日、自動運転「レベル4」の遠隔監視による無人自動運転サービスの許可制度を2023年4月1日から開始する方針を明らかにした。また、自動配送ロボットを運行する事業者の届出制度も始める方針だ。

辛坊)遠隔監視による無人自動運転サービスの許可制度を始めるなんて、どれだけ遅れているんですかね。既に自動運転「レベル3」などの実験は行われていますが、中国やアメリカでは自動運転の車が普通に走っています。日本で自動運転を実験しようとすると、車の横に「自動運転実施中」と大きく書いたうえで、事前にどこを走るかを届け出して、さらに人払い、車払いをした挙句に走るような流れです。そんなやり方では実験にならないですよね。残念ながら、このようにして日本はどんどん遅れていくわけです。

その延長線で言うと、27日付の新聞朝刊を読んで驚いたのは、いわゆる賃金の一部を電子マネーで払えるようにするための省令改正を来年春に行うというニュースです。賃金の支払いはかつては現金払いと決められていましたが、その後、口座振り込みができるようになり、現在に至っています。今は電子マネーでの支払いはできませんが、それを2023年4月以降は解禁するそうです。

それにしてもつくづく思ったのは、何をするにしてもこれほど許可が必要な国が世界にあるんですかね。こうしたニュースを伝えるどのメディアも、「画期的なことが始まる」といった扱いばかりで、批判的な目線が全くありません。むしろ、「こんなことを規制していること自体がおかしい」という目線が必要ですよ。そうした目線がないこの国は駄目ですね。

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