ドイツ戦で「相馬勇紀」は日本のスターに？ カタールW杯日本代表を金子達仁が分析

スポーツライターの金子達仁が11月2日（水）、ニッポン放送『垣花正　あなたとハッピー！』に出演。前日1日に発表された、サッカーW杯日本代表選出メンバーについてコメントした。

【サッカーＥ-１選手権　男子　日本代表対韓国代表】前半、攻め込む相馬勇紀＝2022年7月27日、豊田スタジアム　写真提供：産経新聞社

まず金子は、今回大迫勇也選手が選ばれなかった理由について「当初、 W杯経験者として大迫選手は選ばれるだろうと思った。蓋を開けてみると、森保監督は、川島永嗣選手などの過去のW杯経験者を後ろに入れて、前のほうは若手でまとめてイケイケドンドンにした」と話し「川島選手を代表に選んだことで、大迫選手は外れたと思う」と述べた。

今回のW杯でキーマンになる選手については、名古屋グランパスの相馬勇紀選手を挙げ「突破力がある。そして相馬はJリーグの選手なので、初戦のドイツ陣営にあまり知られていない」とした上で、「ドイツ戦、苦しい状況で原口選手を投入するか、相馬選手を投入するか。相手の意表をつくのはどちらかと想像したら、相馬選手だと思う」と選ばれた理由を分析。

さらに「ドイツ陣営からすれば、相馬は『ブンデスリーガに来ていない、Jリーグでプレーしている選手なんて…』という思いが絶対にあるはず。その油断が狙い目」と指摘し「1ヶ月後、日本のスターになる可能性もある」と予想。

そして、もう一人のキーマンとして鎌田大地選手を挙げ「彼は実績の割に日本国内で知名度が高くない。ひょっとしたら中田英寿超えをするのではないか。これからのサッカー界を支える選手になると思う」と期待を寄せた。