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アメリカ中間選挙 トランプ前大統領の出馬表明“延期”は「共和党優勢の証拠」 辛坊治郎が分析

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年11月9日 16時15分

アメリカ中間選挙 トランプ前大統領の出馬表明“延期”は「共和党優勢の証拠」 辛坊治郎が分析

辛坊治郎が11月8日(火)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。アメリカ・トランプ前大統領が次期大統領選への出馬表明を先延ばしにした背景について言及。中間選挙における野党・共和党の優勢ぶりがうかがえると分析した。

米南部フロリダ州で中間選挙の投票後に記者に語りかけるトランプ前大統領(左)とメラニア夫人=2022年11月8日 AFP=時事

日本時間の8日夜から投開票が始まるアメリカ中間選挙。下院で野党・共和党の優勢、上院でも接戦が伝えられるなか、当初は投票日直前に次期大統領選への出馬表明を行うとされていたトランプ前大統領が「今月15日に重大な発表をフロリダ州で行う」と表明を“延期”している。

この動きについて辛坊は「もともとトランプ前大統領は、(野党・共和党を)勢いづけるために2年後の大統領選挙に立候補するって(投票日直前に)言うんじゃないのかと思われていたが、今日になって言わないよと。大統領の出馬宣言は来週するよみたいなことを言っているのは、ここへきて余計なことを言わなくても、共和党が勝てそうだということが見えてきた」からだと分析。

「最近の物価高や経済政策等で、バイデン政権にものすごく逆風が吹いているから、バイデン政権の民主党が負けそうなのに、ここでトランプ前大統領が『俺は2年後に立候補する』と言うと、あす行われる選挙の争点がそこにいっちゃう」と指摘。「それ言わなければ共和党が勝てたのに、トランプが前日に余計なこと言うから負けたじゃねぇかよって言われるリスクがある」と述べ、今日にも出馬表明すると目されていたトランプ前大統領の出馬表明が先送りされた背景について持論を述べた。

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