パラアルペンスキー・本堂杏実 「鬼のメンタル」ぶりを披露!
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年11月21日 12時0分
11月18日(金)、元アーティスティック日本代表・青木愛がパーソナリティを務める「青木愛 スポーツ to you」(ニッポン放送・毎週金曜21:00~21:30)が放送。
ゲストはパラアルペンスキーの本堂杏実(25)。競技を始めてわずか1年半で、立位クラスで2018年の平昌パラリンピックに出場した。
今年北京パラリンピックに出場し、3種目で6位入賞。2026年ミラノ・コルティナパラリンピックでメダルを狙う注目のパラアスリートだ。
生まれつき左手の指がないものの、5歳から大学生まで健常者チームでラグビーを続けた本堂。
両親が本堂を障がい者として育てない、と決めたこともあり、ラグビーをやっていた時はチームから特別扱いされなかったが、負けず嫌いな本堂は全国大会優勝も成し遂げるほどに成長。障がいの有無に関係なく最前線で戦ってきた。
そして日本体育大学2年の夏から、パラアルペンスキーの世界へ。
普段のトレーニングは独特と語る本堂。日常的に左手を使わないこともあり、左右で筋肉量が違うが、競技中に左手を使うこともあるため、左右均等にバランス良くトレーニングをしなければならない。
そこで、指がないためつかめない器具を使う際には、左手に装具を巻きつけて固定し、トレーニングしているという。
このように、本堂以外にもパラアスリートは各々で考え、工夫してトレーニングしているため、その練習ぶりもぜひ注目してほしいと語った。
そんな本堂は2020年、前十字靭帯を断裂。全治7ヶ月という重傷を負った。
断裂と聞いた瞬間泣き崩れたものの、入院した海外の病院で名医に出会えた。
手術が決まり、診察室を出る頃には前向きに切り替えられたという。
本堂:一回バッと泣いて。(でも)よし、前よりも強い靭帯を手に入れるぞ!みたいな感じになって・・・
青木:すごいですね、切り替えできるっていうのが。引きずらないという性格ですかね。
本堂:ドクターとよし! 明日手術するぞ! イエイ! グーパンチ! みたいな(笑)
青木:さらにパワーアップして戻ってくるっていう感じですね。
青木は思わず「鬼のメンタル」と表現、本堂のポジティブシンキングを絶賛してやまなかった。
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