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日本の異常な水際対策に旅行アナリストが疑問 「利権化している」辛坊治郎も指摘

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年11月24日 14時35分

日本の異常な水際対策に旅行アナリストが疑問 「利権化している」辛坊治郎も指摘

航空・旅行アナリストの鳥海高太朗が11月23日(水)、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。日本の異常な水際対策について疑問を呈した。

入国制限が緩和された関西国際空港。利用者でにぎわう国際線到着ロビー=2022年10月11日、大阪府の関空 写真関連:産経新聞社

21日まで取材のため2泊4日でハワイを訪れていたという鳥海。鳥海はコロナ禍以降も取材のため様々な国を訪れており、日本を含む各国の水際対策に詳しい。

先月、大幅に緩和された日本の水際対策について鳥海は「外国の人が(日本の空港到着時に)結構困っている。航空機を降りて、(日本入国に必要な書類の事前登録完了を示す)青い画面を見せるとプラカード(A4サイズ程度)を渡される。こんなの持って入る国って日本しかない。あと、日本に入国する人と、乗り継ぐ人で降りる順番が違う。これも世界的にみて日本しかない。もう遅れすぎ」と指摘。

徐々に改善、緩和されてきてはいるものの、アメリカは航空機のチェックイン時に必要書類のチェックが1回あるだけで入国時のチェックはないと言及。チェックイン時に一度チェック済なのに、入国時にまたチェックするという日本の水際対策のあり方に疑問を呈した。

また、一部の空港では、入国時の税関で電子申告が導入された。手書きの“黄色い紙”を記入、提出する必要はないが、あらかじめインターネット上で申告後、税関の手前にある顔写真撮影機で顔を撮影しないと税関の自動化ゲートを通過できない。鳥海は「紙書いて普通のレーンに行った方が早い。あんな無駄なお金はないだろう」と体験談を語った。

緩和されてもなお他国ではみられない厳重な水際対策に、電子化して不便になっている税関。この現状に辛坊は「日本って異常なことになっている。色んなものが利権化して、それでお金を稼いでいる人たちがいる。税金の使い方として明らかにおかしいことがいっぱいある」と持論を述べた。

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