1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

日本初の「使い捨てカイロ」はどうやって生まれたの?

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年12月14日 11時25分

日本初の「使い捨てカイロ」はどうやって生まれたの?

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。12月7日放送分のテーマは「使い捨てカイロ」です。

※画像はイメージです

鉄はそのままにしておくと、少しずつ錆びていきます。これを「酸化鉄」と言いますが、「使い捨てカイロ」はその際に出る熱を利用しています。

「使い捨てカイロ」のルーツは諸説あります。例えば1950年代の朝鮮戦争のとき、厳しい寒さのなかでアメリカ兵たちは、水筒に鉄の粉と食塩を入れて発熱させ、カイロとして利用していたそうです。それをもとに改良してつくり出したとする説があります。

また1972年(昭和47年)、現在の「旭化成」社員が、アメリカの軍隊で使われていた「フットウォーマー」という製品を持ち帰ってきました。その名のとおり、足を温めるものです。

「フットウォーマー」の仕組みを調べていくうちに、鉄・水・酸素の3要素がそろって初めて発熱するという「発熱の原理」を突き止めました。それをもとに研究が進められ、最終的に誕生したのが日本初の使い捨てカイロとされる「アッタカサン」です。

1974年ごろ、主に鍼灸師や医者を対象として、試験的に発売されました。当時の値段は1つ300円。決して安くはありませんでしたが、評判が広がり、映画やドラマの撮影現場でも重宝されたそうです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください