Creepy Nuts「きれいに終わるのは珍しい」“終演”決断したKANDYTOWNに感嘆

12月5日（月）深夜、ラッパー・R-指定とターンテーブリスト・DJ松永による音楽ユニット・Creepy Nutsがパーソナリティを務めるラジオ番組「Creepy Nutsのオールナイトニッポン」（ニッポン放送・毎週月曜25時～27時）が放送。来年3月をもってクルーとしての活動を“終演”することを発表している東京出身のヒップホップクルー「KANDYTOWN」のIO （イオ）、KEIJU （ケイジュ）が、19日（月）の放送回にゲスト出演と発表。終演を控えるKANDYTOWNへの思いを語った。

R-指定：KANDYTOWNが2023年3月をもってクルーとしての活動を終演することを発表しまして。「終演」という言い方がね……。

DJ松永：ラストアルバムを出して、3月には武道館で「LAST LIVE」というタイトルで単独公演をして、グループ終演と。

R-指定：この「終演」というのがまさしくKANDYTOWNらしいカッコよさで。なんとなく活動しなくなって……じゃなく、ちゃんと終わらせるところがね。

DJ松永：ヒップホップクルーって個性の集まりだからさ。だから、「終演」と言ってきれいに終わるのは珍しいよね。海外とかも含めてさ。

R-指定：そう、珍しい！

DJ松永：凄く洒落た言い回しだよね。

R-指定：KANDYTOWNがバーン！ って出てきて注目され始めた時期も、俺たちCreepy Nutsとほぼ一緒で。

DJ松永：そうだね。

R-指定：お互い同じ景色を見て、同じ景色で戦ってきたけど、吸収したもの、向かい合っている場所、吐き出す場所は全然違って。

DJ松永：うん。

R-指定：だから、この終演前にガッツリ喋るのは、ちょっと惜しくもあるけど、でも、こういう時じゃないと、もしかしたらガッツリ喋らなかったのかもな……って。そういう距離感で。

DJ松永：そうだよね。だから今回、ゲストに呼べるのは本当に良かったよね。

R-指定：最後にこういう機会をもらえてうれしいです。

また、KANDYTOWNの魅力について、R-指定が「スタイリッシュ、クール、ヒップホップの持つ都会性、アーバンなかっこよさを体現したような、まさしく東京のストリートのヒップホップの俺たち世代の顔です」と語ると、DJ松永も同調しつつ、「東京の人達にしか醸し出せないスタイルですよね。肩の力が抜けていて、超イケてる。とにかく、かっけー（笑）。シンプルに、理屈抜きにかっけーんだよ！」と熱っぽく紹介。

番組エンディングでも「どんな話をしようかね」と言い、2人とも共演を心待ちしている様子だった。