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羽生結弦「まだまだ今でも上手くなっている実感があります」 その自信に松任谷由実も感心

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年12月23日 23時0分

羽生結弦「まだまだ今でも上手くなっている実感があります」 その自信に松任谷由実も感心

プロフィギュアスケーターの羽生結弦が、12月23日に放送されたニッポン放送『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』(月1回 金曜22時~)にゲスト出演。プロスケーター転向のきっかけや、感じている“やりがい”について語った。

松任谷由実、羽生結弦

ニッポン放送「松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD」2022年12月23日(金)22時~24時 生放送

毎回「いま、ユーミンが会いたい人」をゲストに招く同番組。今回は松任谷の熱烈なラブコールに応える形で、羽生のゲスト出演が叶ったという。ニッポン放送の番組に初出演となった羽生は、このために仙台からやって来たというが「僕なんかがユーミンさんの会いたい人で良いんですか?」と謙遜気味。一方の松任谷も羽生との対談に緊張しているようで「ゆづくんのこと、ファンの人たちは神格化しているから。(ファンからの)プレッシャーは経験の1つとして(味わっておく)」と話し、羽生の笑いを誘った。

そんな松任谷と羽生は2019年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)以来3年ぶり、2度目の共演。初共演時と比べて「雰囲気が変わったなと思います」と松任谷が羽生の変化について触れると、「あの時の方が緊張していたんだと思います。お会いしたのが滑る前だったから」と本番前で集中を高めている時間だったことを告白。しかし、松任谷と会えて感動していることは鮮明に覚えているそうで「その時に言われて、自分の中でめちゃくちゃ大切にしている言葉たちがいっぱいあります」と羽生にとって貴重な時間であったと明かした。

羽生は今年7月、プロスケーターへの転向を発表。「葛藤はあったんですか?」と聞かれると、羽生は「フィギュアスケートの採点法には上限があって、僕は2015年時点でシステムにおける最高点に達してしまった。それから細かい部分にもこだわり始めたのですが、それが点数に反映されなくなってしまったんです。“なんでこんなに頑張っているのに、目に見える(点数としての)成長が見えないんだろう”という葛藤はありました」とプロ転向を意識し始めたきっかけを話した。

その理由を聞いた松任谷は「フィギュアスケートという枠組みに入らなくなってきたんだ!」と驚き。プロ転向を“引退”とする人が多い中、羽生は「まだまだ今でも上手くなっているという実感があります」と堂々と自信を言葉にし、現在アイスショーを中心に活動していることに対して「競技という枠から超え、評価がお客さんに委ねられる。評価の限界がないので、自分の目指したいものを目指していける」と“やりがい”を感じていると語った。

アイスショーの話からは、羽生が『24時間テレビ』やそれ以前から松任谷の「春よ、来い」に乗せてパフォーマンスをしていた羽生に対し「なぜ(春よ、来いを)選んでくれたのか?」と質問。羽生が生まれてすぐの時期に起きた阪神淡路大震災、さらに仙台にいた頃に体験した東日本大震災など「震災・災害に関して運命を感じざるを得ないところがある。そういう意味で『春よ、来い』をすべりたいと思いました」と選曲理由を明かし、スタジオに「春よ、来い」が流れると小さく口ずさんでいた。

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